今日、買い物に行って、「婦人公論」立ち読みしていたら、
汚部屋に住む、バツ2の女性が、
台所だかの床に布団敷いて、沢山の猫や犬と一緒に夜眠っている。
―なんて、その本人が書いた文章が載っていました。
2度目の結婚の時に、義理の息子の事で夫と凄いもめ方して離婚。
それ以来、いろいろな事が面倒くさくなって、
家の中も汚れ放題で、足場が無いなんて感じでした。
私の場合は、未婚で、
これでも若い頃は、
「お嫁さんにしたい女性」
系の評判でしたので、
部屋も片付いている方なんですが、
猫沢山とくっ付いて眠っているのは一緒で、
面倒くさいとか、環境を変えたくないとか思っている事も結構あるので、
婦人公論の記事の方には、
本当の所、かなり共感してしまいました。
クウタン、家に戻って半月ほどになりますが、
家出前のライフスタイルに戻って、
体力が回復し、体重も増えてお肉がぷくっとして、
毛並みもツヤツヤになって来ました。
てっとり早く言うと、
ほとんど家にいて、食っちゃ寝している
って事なんですけどね。
気候が一番厳しい時期に家出して、
ずっと外暮らししてたんなら、
ガリガリにやせてしまうよね。
ムートンみたいにテキトーに帰って、
ごはん食べてりゃ大丈夫なんだろうけど。
まあ、でも、今まで一旦家出してしまったら、
オールもう帰って来てくれなくなるパターンだったから、
猫も沢山いれば、変わったヤツもいるという事が
クウタンの一件で分かって、
希望が持てるようになったのでした。
それでも、クウタンが戻ってからついこの間までは、
クウタンがまたいなくなるのではと
疑ってもいて、
「今回の事でよく分かったら?
ウチでしかホタテは食べられないって事がさ?!」
―なんて、恩着せがましいオバサン系な事も言っちゃいましたが。
貴以局(きいのつぼね)様。
昨日の夜、家にいる猫の数が少なかったので、
私の枕元が空いていました。
それで、久しぶりにキイタンがやって来たのですが、
ロフトに置いてある文庫本用本棚の一番下の棚を
ほじくり返してしまいました。
せっかく来てやったのに、
私が無反応だったのが気に食わなかったのかもしれません。
クウタンの記念碑製作もそうですが、
たいてい自分が相手にされていないと思うと、
事実だろうが被害妄想だろうが…
問答無用で仕返ししたくなるらしい。
全く、正直なヤツらだ。
しかしっ…私もこれができたら、
案外、人間関係が今以上に良好になれるのかもしれない。
話は戻って、機嫌取りに、布団の中側から手を動かして、
ドンブラコ波を作って遊んであげたのですが、
キイタン、これやると思いっ切りざぶーんと飛び込んで来て、
しかも爪が出ていたので、
私の右手の人差指にぐさりと刺さってしまいました。
外から無事に帰れても、こんな風に、自宅で、
就寝後にケガをする時もあるのね。