昨年、録画したまま、まだ観ていなかった舞台を観ることに。「観よう!」と思い立ったときに観ないと、そのまま再生リストの底に埋もれかねないので(笑
作品は、『SHOW STAGE NO.1! Triangle Vol.2 ~探し屋ジョニーヤマダ~』
【収録】2011年11月16日 パルコ劇場
【放送】NHKプレミアムシアター 2012年9月3日(月)【2日(日)深夜】午前0時~午前4時30分
【作】蓬莱竜太
【演出】宮田慶子
【キャスト】
井上芳雄:ジョニーヤマダ
新納慎也:トーマ
彩乃かなみ:ビッキービッキー
【ストーリー】
主人公は探し屋稼業を営む、前向きで楽天的な男・ジョニーヤマダ。 ジョニーが探し出すのは物や人だけでなく、人の記憶も探し出す。
ある日、恋人でフィアンセのビッキービッキーから二人の共通の友人でもあるトーマが、眠りから目覚めないと知らされる。ビッキービッキーから彼の記憶に潜り込み、眠りから覚めるようにして欲しいと頼まれる。
ジョニーヤマダはトーマの記憶、「パッシングパック」にアクセスするうちに、彼の知らなかったトーマの想いや苦悩に直面することになる。やがて、トーマが自ら眠りにつこうと思い立ったそのときにアクセスするのだが。。
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タイトルだけだと?な感じではあるけれど、なかなかどうして歌、ダンス、笑い満載のそれでいて、蓬莱竜太さんならではの心情がきめ細かく描かれている良品でした。
キャストは3人だけ、ほとんど出ずっぱり。小学生から大人になるまでを演じわけています。ランドセル姿に多少?の違和感もご愛嬌♪
設定はSF風。「探し屋」のジョニーが世界で8人しかライセンスを持っていない、人の意識下に腕時計のような機械を使い潜り込み、探し物を探しだすというもの。テンポよく進んでいくストーリー展開は軽妙で心地よかったですね。
瞬間的に現在と過去が入れ替わり、ストーリーがその時間軸で進み、また、戻ってきます。この場面は特に凝った演出もなく、ごく自然に行われているのがよかったかと。観客の想像力も試される舞台ならではの手法というか、演劇の醍醐味というか。
キャストのみなさんはどなたも、歌、ダンス、芝居も上手く、お互いを信頼して演じているのがわかるいいカンパニーだと感じました。これは結構重要なことですよね。そういった雰囲気、空気感はどう繕っても滲み出てしまうものだから。
もし、次回作があるのなら、是非とも劇場で観劇したいなぁ。。と思いました^^