つれづれな日々のつぶやき♪

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『モネ、風景をみる眼―19世紀フランス風景画の革新』に行ってきました♪

2014-03-05 | 展覧会

国立西洋美術館にて、国立西洋美術館×ポーラ美術館『モネ、風景をみる眼―19世紀フランス風景画の革新』を鑑賞。

公式サイトはこちら → 『モネ、風景をみる眼―19世紀フランス風景画の革新』

Ⅰ 現代風景のフレーミング 作品番号1~20
Ⅱ 光のマティエール 作品番号21~54
Ⅲ 反映と反復 作品番号55~70
Ⅳ 空間の深みへ 作品番号71~85
Ⅴ 石と水の幻影 作品番号86~99


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作品番号1.クロード・モネ「並木道(サン=シメオン農場の道)」
暗い色調の画面に黒々としたそびえ立つ樹木。並木道に斜めに伸びる影が美しい。

作品番号2.クロード・モネ「雪のアンジャントゥイユ」
どんよりと思い灰白色の空。道路に降り積もった雪と溶けて泥混じりの雪。
静かな冬の風景から雪の匂いまでもが漂ってきそう。

作品番号10.ポール・セザンヌ「ポントワーズの橋と堰」
くっきりとした樹々の緑、橋と堰が横切る構図が観ていて心地よく。

作品番号18.クロード・モネ「花咲く堤、アルジャントゥイユ」
遠方に霞む蒸気船と煙突から引き出される煙。前方には華やかな花が咲き乱れて印象的。

作品番号19.フィンセント・ファン・ゴッホ「ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋」
浮世絵を思わせる色使い。人物を縁取る鮮烈な赤が印象的。

作品番号41.クロード・モネ「セーヌ河の日没、冬」
周囲を朱く染めて、今にも沈みそうな朱色の夕日。胸にぐっと。。くる。

作品番号46.ギュスターヴ・クールベ「波」
ピンク色が交じる荒天の空。深いオリーブグリーンの海の色。波立ち、泡立ち、岩に砕ける波。
観るものを惹きつけずにはおかない迫力ある画面。
どうしたらこんな波の瞬間を描くことができるのだろう。。?

作品番号75.クロード・モネ「睡蓮」
穏やかな水面に散在する睡蓮の丸い葉の塊と花。可憐な印象。


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フライヤー。




展示作品目録。




音声ガイド 貸出料金500円。こちらは音声ガイドシート。




シートの中を開けて‥この絵か数字を専用ペン先でタッチすると音声が流れるという仕組み。
いつの間にタッチペン式になったのかな~? 『ターナー展』のときは入力式だったのだけど。




記念に購入したA4クリアファイル「舟遊び」 400円。他にも何種類かありました。




公式図録 2300円。




やっぱり絵画をゆっくりと鑑賞するのはよいね♪
心が洗われる気がするもの。次はなにを観に行こうかなぁ~

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東京ハートブレイカーズ『チルドレン』

2014-03-02 | 舞台/DVD

STAR PINE’S CAFE にて、東京ハートブレイカーズ『チルドレン』3月1日(土)開演14:00を観劇。

公式サイトはこちら →  東京ハートブレイカーズ『チルドレン』

【原作】 伊坂幸太郎「チルドレン」(講談社文庫刊)
【脚本・演出】 瀬戸山美咲(ミナモザ)
【出演】
西川浩幸(キャラメルボックス):サラリーマン/由紀夫
みのすけ(ナイロン100℃):支店長/明の父
岡田達也(キャラメルボックス):武藤
清水宏:人質/アロハ男/中年男性スタッフ/山田
緒方和也(スタジオライフ):永瀬
佐藤みゆき:優子/女の子
萩野崇:人質/大和修次
吉田大輝:人質/志郎
大久保祥太郎(D2):犯人1/丸川明
西山宏幸(ブルドッキングヘッドロック):鴨居(ベース)
平野勲人:犯人2/おばさん(ドラム)
石川よしひろ:人質/ギター
奥山琴夏:大和純子
首藤健祐:陣内


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※ネタばれがありますので、ご注意くださいませ。

客入れの音楽はなし。芝居中とカーテンコールに生演奏。ガッツンガッツンのロックで振動を感じる。
美術らしいものは特になく、上手奥にドラムセット、下手奥にアンプ、中央に白木の角スツール数脚。

原作にかなり忠実な脚本。心温まるミステリーで観終わった後にカタルシス。
予習のために、文庫を読んでおいたのだけど正解だった模様。ストーリーや登場人物を追わずに、シーンや感情に意識を集中できたので。
よくこれだけのキャストさんを集められたなぁ。。と感心するような布陣。それぞれのフィールドが必ずしも重なっていないのに、まるで劇団公演を観ているような一体感が心地よく♪
キャストの誰もが楽しそうできらきらしていたのが印象的。

岡田達也さんに引っ掛けた「タッチ」ネタ。「甲子園に連れていってあげてください」には笑えた^^
平野勲人さんのおばさんは反則技。おかしすぎる~!
個人的に、みのすけさんのシャウトしたボーカルをがっつり聴けたのが嬉しい♪
緒方和也さん、甘く通る声や柔らかい物腰が繊細で理知的な青年にぴったり♪ 本当に目が見えないような演技と盲導犬の扱いに驚く。
萩野崇さん、ライブハウスの大音響に驚き、連れてきた娘を守るように長身を丸めながら抱きかかえる姿に胸が詰まって。。 カーテンコールのときも、奥山琴夏さんを優しい眼差しで見つめながら腰を屈めて歌う姿にほっこりと。
首藤健祐さん、熱い!よくわからないけど、彼なりのルールでまっすぐに生きている陣内そのものに観えて。
清水宏さん、汗だく熱演!とにかくファンキー!爆笑!多分、誰も真似できないかと思われ。客席の男性にロックオンしていたし。
佐藤みゆきさん、驚くほどよく通る声と声量。声楽家よろしく、体全体から発せられるような声。そして、とてもキュート♪
吉田大輝さん、大久保祥太郎さん、違和感なくとても自然な感じ。
奥山琴夏さん、ただただかわいい♪緊張していたみたいで、それが初々しく。
盲導犬のベス、訓練されているとはいえ、生演奏の大音響にも一切動じることなく大人しくしている姿に感動。

カーテンコールは3回。
2回目、アンコール!ということで、生演奏。岡田さんもトロンボーンで参加。
3回目、みのすけさんがご挨拶。CDの宣伝。「物販のCDあまり売れてないようです。今なら1400円のところ、なんと‥1400円!」とぼけるという(笑


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岡田達也さんの公式ブログ、「達也汁~たつやぢる~」の記事にあったようなことが。。 記事はこちら → 「電波を求めて」
受付待ちをしていたら、一角に暗幕があり、その中から話し声&くしゃみ&鼻をかむ音が盛大に聞こえてきて、近くのお客さんと顔を見合わせて苦笑。
どなたか風邪か花粉症なのでしょうか?お大事になさってくださいませ。
あと‥終演後、清水宏さんが汗だくのまま通路の一角で、ご自分が出演される舞台のフライヤーをお客さんに手渡しされていて驚く。
「状況が微妙なんだけど、来てね♪」とのこと。

そういえば。。演出の瀬戸山美咲さんと吉田大輝さん、矢崎広さん主演のジェットラグプロデュース『アルテノのパン』でもご一緒されておりましたね。
そのときの記事はこちら → ジェットラグプロデュース『アルテノのパン』


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フライヤーとチケット。




当日パンフレット。キャストさんと役名、今後のご予定。




パンフレット800円。私服?で街を歩く体の写真や男性キャストさんたちの対談。




終演後にご本人から直に手渡されたフライヤー。「来てね♪」とのこと。




伊坂幸太郎『チルドレン』講談社文庫。




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たまたま、席をご一緒させていただいた方へ。その折りはありがとうございました。
楽しい時間をすごさせていただきました^^ また、どこかでお会いできるといいですね♪

















 

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