ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

てるてる坊主

2013年11月04日 | 歌う





           窓開けて 外に手をのべ 降る雨を
                        たしかめる子 目輝かせ



           雨降りをうっとうしく思うのは、いまの私?
           子供は、その雨を触ってみたいのです。
           
           遠足が中止になっても、運動会が延期になっても、
           それもまた、楽しかった、
           そんな時代がありました。

           母に白い布をもらって、てるてる坊主を作りました。
           その時、散らかしたはぎれや、はさみはどうなったのか、
           軒に吊り下げたてるてる坊主を、いつ、だれが、片づけたのか、
           だいいち、てるてる坊主さまが、雨を上がらせてくれたのか、
           まるで、覚えていないのに、
           なんだか、
           とても、わくわくした心が、今も残っている――



           遠い遠い記憶ですが。