ほほ染める 少女(おとめ)のように菊集い
ほほ染める 少女のように菊集い
ほほ染める 童(わらわ)のように菊集い
半分捨て置かれたような畑の入り口に、小菊が咲き乱れています。
「ほほ(頬)」は、「ほう」が本当かもしれません。
広辞苑には両方とも出ていますから、間違いではないでしょう。
「ほう!」なんて、ダジャレを言って笑っているさとうです。
それにしても、「ほほ染める」も、もはや死語に近いかもしれません。
コスメの進歩で、みんな血色がいいし、肌のくすみも、肌の赤らみも
ファンデで隠すことができるし、
赤くなって、もじもじして、引っ込み思案より、
前に出る方が勧められてしまう世の中。
明るく元気に、より大きく、より大きな舞台で!と勧められるのは、
ある意味きついよね。
ほっといてくれ、と言いたくなった時は、
大きな声でそう言おう。
でも、そう言いながら、やっぱり、赤くなったりして・・・。
そんなキミが好きですと、イエスさまならおっしゃるでしょうけど。
悲しむ者は幸いです。その人たちは慰められるから。
(新約聖書・マタイの福音書・5章4節)
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