ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

主は与え、主は取られる

2015年02月22日 | 聖書



       毎日続けているもう一つのブログ・聖書エッセイCoffee Breakは、
       聖書を創世記から通読しながら、神の言葉を味わおうとする試みです。

       かなりハードなときもあるのですが、すばらしく「恵まれる」ことも多く、
       すでに、四年半ほど連載してきました。記事は1500回を超えていて、
       まるで登山をしてきた人のように時おり、ふりかえるのです。
       
       それから、一歩を進めようと目の前の岩に足をかけるのですが、
       これがなかなか、すんなりと行かないことが多いのです。


               ★★★★★


       さて、クリスチャンでなくても、タイトルの言葉を、お聞きになった方は多いのではないでしょうか。
       旧約聖書のヨブ記に出てくる言葉です。

       莫大な財産のすべてと10人の子供を、瞬く間に失った信仰の人ヨブが、
       自分に降りかかった災難を聞いたときに、

       「主(しゅ=神)は与え、主は取られる」
       と言ったのです。

       彼はまた言いました。

       「私は裸で母の胎から出てきた。
       また、裸で私はかしこに帰ろう。」


       模範解答です。
       しかし、模範解答だけで、人間は、信仰を支えることはできません。

       ヨブ記は、ややもすれば、模範回答を飲み込んで現実を超えようとする
       人間の弱さを徹底的に衝いて。
       「信仰とは何か。神とはいかなる方であるか」を問うているようです。


                 ★★★★★


        そんなわけで、何事にも安易に流れる傾向のさとうとしては、
        ひどい沼地を歩くように足を取られ、毎日呻吟しているのです。

        続きは明日書かせてください。
        きょうは礼拝に行きます。

        主は与えて下さる神です。すべてを与えて下さっているのですから、
        この冷涼な雨の朝も喜んで、出かけたいと思います。

        







       

       

 

       

       

       、


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