毎日続けているもう一つのブログ・聖書エッセイCoffee Breakは、
聖書を創世記から通読しながら、神の言葉を味わおうとする試みです。
かなりハードなときもあるのですが、すばらしく「恵まれる」ことも多く、
すでに、四年半ほど連載してきました。記事は1500回を超えていて、
まるで登山をしてきた人のように時おり、ふりかえるのです。
それから、一歩を進めようと目の前の岩に足をかけるのですが、
これがなかなか、すんなりと行かないことが多いのです。
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さて、クリスチャンでなくても、タイトルの言葉を、お聞きになった方は多いのではないでしょうか。
旧約聖書のヨブ記に出てくる言葉です。
莫大な財産のすべてと10人の子供を、瞬く間に失った信仰の人ヨブが、
自分に降りかかった災難を聞いたときに、
「主(しゅ=神)は与え、主は取られる」
と言ったのです。
彼はまた言いました。
「私は裸で母の胎から出てきた。
また、裸で私はかしこに帰ろう。」
模範解答です。
しかし、模範解答だけで、人間は、信仰を支えることはできません。
ヨブ記は、ややもすれば、模範回答を飲み込んで現実を超えようとする
人間の弱さを徹底的に衝いて。
「信仰とは何か。神とはいかなる方であるか」を問うているようです。
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そんなわけで、何事にも安易に流れる傾向のさとうとしては、
ひどい沼地を歩くように足を取られ、毎日呻吟しているのです。
続きは明日書かせてください。
きょうは礼拝に行きます。
主は与えて下さる神です。すべてを与えて下さっているのですから、
この冷涼な雨の朝も喜んで、出かけたいと思います。
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