
まだ全部読んではいないけど、こんな本好きだな~と思っている。
題も好きだし、内容も好き。
【人生を丁寧に生きる女性】を描くと帯表紙にあった。
映画の「かもめ食堂」みたいな小説だ。
小さい幸せを求めて、ほろほろっと生きている主人公に
なんか、あこがれを持ちながら読んでいる。
人生を丁寧に生きてこず、原色の人生歩いてきた自分には
淡いパステル色な人生を生きている主人公が眩しい。
彼女なりに心のなかに「不満」や「やるせなさ」もあるんだけど
それはそれで、彼女の今の生き方に
なんの影も落としていないところが素敵だなって思う。
今半分過ぎたのだけど、どうなっていくんだろう・・・なんて
ハラハラドキドキもないけど
なんとなくちっちゃい波風邪がたっているのも
本当っぽくて好きだ。
疲れないし、何の色もないんだけど
それがいいのだな~。
読む側の性格や生き方によってかんじることは色々ある・・・。
まだ読み終わっていないのに
感想を書くのも変なんだけど、
そんな中途半端なことをしても許してもらえるような
そんな感じがする。
著者の「群ようこさん」のお名前は聞いたことあるけど
あんまり知らない。
こんなお話が書ける人ってどんな方かしら?と
ちょっぴり興味はあるけど・・・・・。