このところのゲリラ豪雨に参っている。
自宅の近所に川は無いが、すごいのだ。
お使いに出たら夫婦で駅前で降られて仕方なく雨宿りをしている。
このところの中生1杯呑むのがきつい。
アルコールは弱くなったと思うのだ。
駅前の地下の店で呑む。
中生一杯をもて余している。
好きなシャンソンも聴けずに浪曲も聴けずにいるのだ。
どちらも生がいいのだ。
コロナの影響で遠出もせずにいる。
マスク生活を強いられ、外出したら人混みではマスクは必須だ。
どこの店もマスク着用と張り紙がしてある。
毎日のように眺める電車に、乗るのは私の病院に行くときだけだと!
夜中がほぼ自分の時間に充てているので、昼間は眠い。
自宅で楽しいことなどほぼほぼ無いのだ。
日々認知症のペースメーカーを埋め込んだ母に振り回されている。
今朝も夕べの残り物を出そうとしたら嫌そうな顔をされたので、引っ込めた。
思いっきりゴミで捨ててやろうかと思うも、ふみとどまって冷蔵庫にしまう。
お昼に母がそれを少々食べる。
全く自宅では認知症の母に振り回されているのが現実です。
食欲も無いのに痩せはしない。
健康診断で太っていることを指摘され、痩せるように言われたのに、痩せる見込みは無いのだ。
介護と言ってもこれと言って大したことをしていないのに疲れるのだ。
半端ない疲労感に襲われて、誰も居なければ死んだように寝ていたいと思う。
つまらないことで母に呼ばれて、怒られることもしばしあるのだ。
飽きてきたマスク生活に母の介護に、どこかに逃避行にでも行きたい気持ちが込み上げる。
どこにも行けないジレンマを抱えて夫婦で会話の少ない暮らしを強いられる。
専業主婦に休日は無いに等しいのだ。
疲れているのだ。
寝不足もあるのだ。
どこかの温泉等に行ってゆっくりしてみたい。
温泉はおろかほぼほぼ外出は母に嫌がられるのだ。
地元の温泉さえも行かれずにいる。
泣けるものなら誰かの胸にすがって思いっきり泣いても見たいが、ソーシャルディスタンスなのでそれさえ出来ずにいる。
やることは山積みなのにやる気も失せ、そのままにしている。
自分より不幸な人は大勢いることも承知の上で、自分は不幸だと思ってもいるのだ。
これから始まる介護地獄に何をわめこうと叫ぼうと辛いのは自分なのだ。