ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

コロナ禍の中

2020年11月28日 | 介護
コロナ禍の中、母と向き合って介護をしている。
認知症の母の介護をしている。日々変わる母の言葉に振り回されながらも過ごしている。
炊いたご飯に文句を言われ、作ったおかずに文句を言われ、家事全般に文句を言われ過ごしている。
私は言葉で対抗しても敵わない。
自分の時間が夜中になる。
昼間は何をしても母に覗かれ、すぐに母に呼ばれる。
たいがいがつまらないことで呼ばれる。
部屋の照明のリモコンをテレビに向けて付かないと言う。
1日の予定を聞かれる。
そんなこんなで睡眠不足も手伝ってか疲れている。
やることなすこと否定され、買い物に行けば買ってきた物に文句を言われる。
旅行に行くことも出来ずに、場合によっては市内の外出でも途中で電話で具合が悪いと言われて、帰ることになるのだ。
元々認知症になる以前から自分さえ良ければの人だった。
自分中心の人だった。
それが益々ひどくなった。
明るく楽しい老後など私には無いに等しいのだ。
心も身体も休める場所がどこかにあればいい。
が、無いのだ。
こんなに介護が精神的に辛いとは思ってもいなかった。
幸い母は我が家と言う来るところがあったのだ。
私たち夫婦は行くところが無い。
誰に愚痴っても虚しくなるだけなのだ。終わりの見えない介護に心身ともに疲れている。
知らない町に旅してみたい。
海の見える温泉等でゆっくりしてみたい。
明日も明後日も介護は続く。

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