何事にも明るく前向きな心

何事にも明るく前向きな心の持ち主になりたいと思う。
人生の大半を前向きになれずに過ごしてきた。
いつも心はしょげていた。
他人の些細な言葉を気にし、よくよく考えたら自分が悪くないことまで謝罪をしてきた。
目標も目的もなく生きてきた。
同じような境遇の主人とお見合いで結婚した。
夫婦で休日に出かけることだけが楽しみの一つだった。
私の好きなことは好きな芸能人のコンサートやライブや劇場に行くことだった。
そのたびに主人を連れて行くと興味のない主人は日ごろの疲れもあり、寝てしまう。
たびたび会場の他人に顰蹙を買い、苦情が着たり怒られる。
あるとき「お客さんの迷惑になるから外に出るように」と、言われた。
寒空の下、きちんと料金も払ってチケットを買ったのに、表に出るように言われた。
さすがに表は寒いので主人はロビーにいた。
隣の席の他人が「ご主人いなくなって皆さんゆっくり聴けますね」と、言ってきた。
私は悲しかった。
反論も逆らうことも出来ずに黙っていた。
おそらくそのころから主人はじわじわと病気が襲ってきていたのだと思われます。
それからほどなくして主人は頸部脊柱管狭窄症と診断されて入院し、手術をした。
ところがその病院では１００人手術して２人ぐらいは上手くいかないそうなのだ。
残念なことに主人はその２名に入ってしまったのだ。
思うように動かない首。
しばらく首にはカラーを巻いていた。
知らない人はむち打ち症ですか？と、聞いてきた。
説明も面倒なので言葉を濁した。
戻らぬ首に治らぬ首に、やがてカラーは面倒だと本人はしなくなった。
それ以来なぜ？こんなに？と、思うくらいに主人は次々と病気になったのだ。
病気の身体で仕事に行く。
私は私で更年期からの心療内科に通っていた。
自律神経失調症の一つで過敏性腸症候群にもなった。
忘れたころに襲ってくる下痢は長くて８日も続いた。
仕事は職場に迷惑が掛かるので出来ない。
たびたびトイレでは職場に迷惑がかかるのです。
この過敏性腸症候群は特効薬がありません。
ストッパー下痢止めを飲み、ビオフェルミンを服用して良くならなければ、最悪ポリフルと言う水分を調節する薬を服用します。
おまけに私は子供のころからの心臓肥大です。
そして結婚して４０歳を過ぎたら不整脈にもなりました。
病気になっても人生前向きにくよくよしない。
なぜなら私たち夫婦よりもっと大変な病気を抱えている他人もいるからです。
辛く苦しい日々ですが人生前向きにあきらめないと…。
私の心の支えは芸能人です。
子供のころから芸能人が好きでした。
今は思うようにコンサートやライブや劇場などには行かれませんが、芸能人からは元気をもらっています。