結局一日雨だったね~
今日は実家に行きました。
駅に行ったら、この寒さの中、不運なことに、電車が来るまで、なんと10分近く待たなければいけなかったので、仕方なく肩をつぼめながらベンチに座っていました。
すると、遠くの方から意味不明の言葉を発する声が近づいてきて、私の後ろのベンチに座りました。ちょっと障害のある人みたいです。
年齢不詳の女性。隣にはお父さんらしき男性が座っていました。
不思議な言葉をずっと喋り続けているんだよね。まるで、宇宙語みたいな不思議なイントネーション。抑揚の激しいリズミカルな言語・・・
人気のないプラットフォームに響き渡るくらい、高くて透る声は一時も途切れる事なくずっと続き、かたわらでお父さんは穏やかにじっと寄り添って娘の会話を聞いているのです。
そして、彼女が不思議な言葉を話すたびに優しく相槌をうち、同じ言葉を返してあげているのです。何度も何度も包み込むように穏やかに・・・
毎日一緒に暮らしているお父さんには、彼女の言葉がわかるのでしょうね。
後ろでじっと聞いていて、わけもなく涙が溢れて止まらなくなってしまいました。
娘を全て受け入れてあげているお父さんの愛情に、心を打たれたちえまるでした。
ううう~~~~~泣けるぜ・・・