パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

青木さん

2007-10-18 01:03:33 | Weblog
日経の私の履歴書に、青木昌彦スタンフォード大学名誉教授の連載載っている。
最初はブントと呼ばれるよくわからない組織の話が中心だったが、
ここ2回ばかりはいよいよ青木氏の経済学者としての
キャリアの話になってきた。

青木昌彦といえば、僕にとってはスターであり、
確か日本で最もノーベル経済学賞に近いとされる
人物だったと何かの本で読んだ。
(あとは、エール大学の浜田宏一、東京大学(一時LSE客員でした)の根岸隆、
イトウの定理で有名な伊藤清だったと思う)

さすがに、青木氏のレベルになると、さらっと、
ミネソタ大学での博士論文をハーバードで書いたことや、
あのシカゴ大学教授の宇沢弘文がMITの院生で特に出来る人を集めて行った勉強会に
自分も呼んでもらえたことや、その勉強会にはジョゼフ・スティグリッツが参加していたことや、
ハーバードで博士論文を書いているときに、
産業連関分析で有名なレオンチェフからハーバードに残るように勧められたことや、
29歳でスタンフォード大学の助教授になったことや、
その際にもいろんな大学からオファーがあったことなど、
すごすぎる内容が目白押しで、さすが天才は次元が違うなと妙に納得したりしている。

最近の日本の経済学者の活躍については良く知らないが、
数年前に東大の松井教授のゼミから、
卒論がアメリカの有名な経済誌に掲載され、
特待生か何かでいきなりハーバードに留学した学生がいると聞いたことがある。
研究分野はゲーム理論のようだ。

かつては経済学者を志したが、やっぱり辞めてよかった
と思う今日この頃です。

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