パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

米国の不況

2008-11-30 08:37:29 | Weblog
仕事柄、米国の素材産業と話す機会があるが、
これまでの強気一辺倒の話ではなくて、むしろ非常に弱気で、
こちらが困惑してしてしまうほどである。

多分、イメージ的には日本のバブルが崩壊して、不況と呼ばれた時期が
アメリカに到来していると思われる。これまでは、素材価格が異常に高騰
していて、その中には投機資金が紛れ込んでいるかもしれないが、
でもそれは実績価格だからとして、素材メーカーは非常に強気だった。
まだ、価格が上がるかも知れないと思い込んでおり、長期契約も結びたがらない。

しかし、バブルが崩壊し、実は実需は少なくて、値上がりのほとんどが投機資金
だったことが明るみになってしまった。原油も下がり、産油国の儲けも減るから、
投機資金の元であるオイルマネーも減っていき、これまでのようなすごいバブルは
あと数年はおきないだろうと考えられる。

暴食中国とよばれた中国も、オリンピックが終わり、ひと段落している。
これから、素材価格が上昇するのは中国需要ぐらいしか目だったものはない。

多分、いわゆるホットマネーと呼ばれる投機資金はあと数年は戻ってこない。
しかしバブルは必ず起きるので、十年後にはバブルになっているだろう。
問題はあと数年とは、何年ぐらいなのかということぐらいだろうか。

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