落葉の積もる場所

- The way I was -
 

 友の受難  

2013年09月18日 | WEBLOG






それは7年前から始まりました。






友の父親が死亡して、母ひとりの暮らしとなったのです。



既に ”兆候”はありました。







     お金が無いから借してくれ


     あんたが、うち(私)の金を操作しよるなー


     貸していた200万円をすぐに返せ






なんにも借りていないのに。









友は、しかたなく 母を引き取ることにしました、








しかし、状況は悪化するばかり。







     友と息子の食事を平気で食べる。


     煙草を盗んで吸い、焦げ後をつくりまくる。


     余分のカップラーメンを買っておいても1日でたいらげる。


     近所の面識のない家に行き「誘拐されている」と叫ぶ。


     交番の常連とかし、その都度 友が迎えに行く。


     夜、起きていて友を何度も起こす。











悩んでいました、友は。











「病院? 何でそんなところへ行かないけんのね!」



           もはや、精神分裂なのです。












複雑な思いを抱え、 友は『嘘』をついて病院に連れていきました。













そこで母は友を殴ったといいます。


   80歳の力ですから大したことはありませんが。














大きな精神病院、



一発で入院が決まりました。










ー  ここで入院させないと、何をするかわかりませんよ  -




         先生の言葉で友は覚悟を決めました。
















昨日、


即日入院でした。














注射を打たれまくって、いよいよ白痴化が進んでいくでしょう。


そのかわり、凶暴性はなくなります。










そして、 二度と院外には出られない。



          何もわからないまま死んで行くのでしょう。


















    友は最大限の努力をしました。




    悲嘆の涙にくれるのは 今夜だけにしてもらいたいものです。












    また明るい笑顔を見せてほしいのです。