① 1988
サイパン島で約1年間 同棲していた女の子。
28歳の私と20歳の現地の娘さん。
私のサイパンでの業務終了と共に別れを告げました。
日本への帰国が迫ったからです。
彼女を家まで送り、ひとりきりになった車内で、
豪雨の下、思い切り泣きました。
男のくせに、これでもかというほど涙が頬を‥。
もう恋なんてしないと決意しました (が)。
② 1978
広島と静岡との遠距離恋愛。
19歳の私と18歳の女子高生。
富士山のアルバイトで恋に落ちたふたりは、
稼いだバイト代が無くなるまで広島-静岡を行き来していました。
(一度は将来を誓った仲でもあったし。)
最後の夜を過ごした私が富士駅を去る朝の在来線ホーム。
彼女はすべてを悟ったような表情を隠しながら
手作りのお弁当を私に手渡してくれました。
今、54歳の "ちぃちゃん"、
彼女の性格なら、きっと幸せな家庭を築いているはずです。
③ 2007
ライバル会社の美女。
うちの会社への引き抜きを狙って食事に誘いました。
(もちろん口実に過ぎませんけど)
私は48歳、彼女は24歳。
土曜の午後6時から始まったふたりきりの飲み会。
美味しい和食と日本酒、
素敵なジャズとワイン。
すっかり酔った私は、
午前1時から午前5時まで「4時間だけの恋人」になってくれと‥。
4時間、ふたりは NAKED で燃えました。
そして、終焉の午前5時。
何度も何度もフレンチ・キスを交わして、
彼女が自宅マンションに入って行くのを見届けたのです。
こんな別れ話、
世の中にはきって捨てるほどあるでしょう。
だって、私の中にもまだまだあるんですから。
女性は恋に落ちていく話が好きで、
男性は別れ話で酒がすすむらしい。
それって本当かな。
以上のストーリー、
作り話か、あるいは真実か、、
それは あなたの考え次第です。
なお、私が恋してる人は 静かに生きています。
2017