ざびえる

「ざびえるって知ってる？」って聞かれた時、てっきり歴史の教科書に出てきた、頭のてっぺんが薄いイメージのあるフランシスコ・ザビエルさんかと思い、「当たり前やん！」なんて自信満々で答えてはみたものの、その質問をした人が意図する『ざびえる』は全く別物でした。

そもそも、人間じゃなかったです。

でも、全くフランシスコ・ザビエルさんとは関係ないわけでもなく、彼の功績を讃える意味で誕生した大分県の銘菓らしく・・・。

これがそうです。


皮部分はバターの風味がする柔らかいビスケット生地だけど、中身は和菓子を思わせる白あん。


しかも味は２種類ありまして、１００％白あんの和菓子要素が高いものと、白あんにラムレーズンが入っている洋菓子よりのものがあります。

白あんっておまんじゅうの皮に包まれているものより、バター味の皮に包まれているものの方が、白あんのおいしさを存分に発揮できるような気がするのは私だけ？

そう思うほど、このざびえるはおいしいお菓子です。

でも歴史が苦手な私としては、フランシスコ・ザビエルさんと大分県が全く結びつきませんでした。だけど、このお菓子のせいで、何らかのゆかりがあるって覚えましたよ（笑）。