王府井の正宗生煎包を食べました

横浜中華街へ行くと、いつもなら大好きなごま団子やエッグタルトを買うことが多いんですが、今回はどうもそんな気になれず、かと言って肉まんとかもサイズが大きすぎて、チャレンジする気が起こりませんでした。

けど、せっかく中華街に来たしなぁ～、何か食べたいよなぁ～、と散々ウロウロした結果、王府井の生煎包（焼き小籠包）を食べることにしました。

フカヒレ入りや七種類のお野菜が入った翡翠生煎包なんかもありましたが、一番シンプルな『正宗生煎包』にしてみました。


注文時に商品名の読み方が分からなくて、メニューを指差し「これ下さい」と言ったら、「マサムネですね」と言われました。な～んだ、そのまんまなんですね。あまりにも人名っぽいんで、違う読み方があると思っちゃいました。

焼きたて熱々を受け取り、ヤケドをしないためにも、店内に貼ってあるポスターに書いてある食べ方にしたがって頂きましたよ。じゃないと、私は絶対、口の中をヤケドしますからね。

生煎包の上にお箸で穴を開けて十分に熱さに気を付けながら、中のスープを半分ほどすすります。間違ってもかぶりついたりなんてしたらダメです。スープが水鉄砲のように飛び出し、ちょっとした惨事になっちゃいますからね。

説明に書いてあるほどスープなんて入ってるの？って思ったけど、本当に飲めるくらいスープが入っているんです。おぉ～、このスープおいしい！しかもコラーゲンもたっぷりなんて、一石二鳥です。

スープを味わってから引き続きヤケドに気を付けながら、生煎包にかぶりつきます。焼いた皮がちょっと揚げ餃子みたいな香ばしさがあり、焼き目のついた部分はカリッ、そして焼き目がない部分はモチっとした食感。

中にはしっかりと味のついたお肉がギュッと詰まっているので、お醤油とか何もつけなくてもおいしいわけです。

フーフー、ハフハフしながら、無心になって４個を食べ尽くしてしまいました。これだけおいしくて、４個４８０円とはうれしい値段設定です。

ちなみに数軒離れたところにある別のお店の方が、焼き小籠包を買う人の列が断然多かったけれど、きっとテレビ効果。王府井のを食べたのは大正解だったと勝手に思っています。