ちょこのすけ の ブログ

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新宿御苑の薪能

2022-10-03 00:08:24 | 遊び
 お相撲も終わり、我が家の秋の行事も一段落。
先日は、新宿御苑でおこなわれた薪能に行ってきました。




 会社帰りのママと待ち合わせて、新宿の喫茶店で軽くサンドイッチ半分ずつとコーヒー。




 腹ごしらえをすませて新宿御苑へ。
全席指定ですが、門をはいってからも行列があったりするうえに、広いからなかなか会場に到着できず着席できません。
時間に余裕をもってきて正解。

 舞台は風景式庭園に設えてあります。
観客席はパイプ椅子。
(座るとつめたーい!この日は寒くはなかったけど、持って行ったブランケットがこんなところで役に立ちました)

新宿区長さんたちが薪に火入れをして開催。
と思ったら、解説。
(解説の方、緊張していたのでしょうか。もう少し練習してからのほうが聞きやすい気がします)







 萬斎さんがシテの「釣針」から始まりました。
(廊下のような橋掛寄りの席だったので、萬斎さんが近くに感じられて感激)
 主とお付きの二人の独り身男がお告げに従い、釣針で妻をつりあげようというお話。
主のほうには素敵な女人がかかり、お付きのほうにはブサイクが釣りあげられて逃げ出す、という狂言です。

 能は大江山。
源頼光が大江山の酒吞童子を退治するお話。
山伏に扮した頼光が童子と酒盛りし、酔わせて寝込みを襲うという能。
(相手が鬼ということでだまし討ちするしかないらしいけど、酒吞童子のほうは出家は襲わないという約束を守っているのにかなり卑怯な感じがしますが、とにかく相手は鬼だということで・・・)

 能の途中で雨がパラついて、15分ほどでしょうか、中断しました。
すぐにやみましたが、スタッフさんが床をモップで丁寧に拭いて、引っ込んでいた楽師さんたちの入場からやり直しです。
(太鼓などの楽器が濡れたらタイヘンですものねー)

 その後は雨が降ることもなく無事ラストまで鑑賞できました。
秋の虫の音がものすごく響くなか、奥のケヤキの大木からときどき葉っぱが舞って室内とはちょっと違った雰囲気でした。
和服の方も多かったので雨が降ってきたときは気の毒だなぁとおもいましたけど、すぐにやんでよかったです。
それにそんなに冷えなかったので楽しめました。

 新宿駅に戻ってからお腹が空いてきて、お粥と担々麵のセットを食べて帰りました。
楽しかったです。

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