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産卵繁殖から胎盤繁殖への進化はウイルス!

2015-09-13 12:29:46 | 日常
 途中から偶然みたテレビ番組。
古代から考察する、生命誕生の奇跡?卵から赤ちゃん誕生への変化。

 その昔、恐竜など生物は産卵することによって子孫を増やしていました。
 私は、突然、哺乳類が誕生して、ある程度お腹で赤ちゃんを育てて産むシステムになったのだと思っていました。
特に「どーして?」とか「どんな経緯で?」なんて考えなかったけど。

 ところで、赤ちゃんをお腹で育てるには、胎盤という組織が大切。
そこで、この組織のDNAを調べたら、ウイルスのDNAが組み込まれていたそうなのです。

 一方、発見されたネズミの祖先みたいな哺乳類に胎盤が確認されたのです。
つまり、ジュラ紀頃にウイルスに感染しながらも生き延びた個体の胎盤のDNAにウイルスのDNAが組み込まれたというのです。
そして、そのまま世代を重ねていくうちに、胎盤が産卵用でなく胎児育成用に変化したとの説明でした。

 ここで重要なのがウイルスの働き。
胎児が母体に異物とみなされて免疫細胞に攻撃されないように細工しているんだって。
 よくはわからないけど、ウイルスは免疫の働きに色々と細工しそうだもんね!

 とにかく、お母さんのお腹で育つことによって、天敵からの危険から飛躍的に逃れることになったそうです。
(そのかわり1回の妊娠で産まれる赤ちゃんの数も飛躍的に下がった気がするけど)

 ウイルスってイヤなことするだけのヤツかと思ってたら、そんな大昔に進化の鍵を握っていたとはね!


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