Stream Side Cafe

車中泊をしながらの渓流のフライフィッシング

ちょっと避暑へ 〜Wアルプス大作戦〜

2019-08-03 23:27:22 | 日記
上手い具合に休みが取れたので、木曜日の晩にサウナのような蒸し暑い大阪を脱出しロッドを携え、南アルプスへ。

中央道のお気に入りのPAで仮眠。

夜が明けきらぬ内に林道バスの出発地へ。平日なのに長蛇の列。

ロッドを持ってる同輩は見かけず、一安心しながら、標高2000mの楽園に向けて林道バスは6時に出発。
入渓点に到着すると、先行者が渓へ降りようとしているところ。入渓点には長野側からよりも山梨側からの方が早く着くので、山梨側からやってきた釣り人だろう。沢割りをすべく挨拶すると、既にもう一人先行者がいるとのこと。その先行者が上流に向かったので、挨拶した人は下流側に入るとのこと。普段ならフィールドを変えるところだが、麓へ降りる林道バスは3時間は来ない。やむなく時間を開けて上流に向かった釣り人の後を追うことに。
流石に大場所からは無反応だが、竿抜けポイントからはヤマトらしき良型が。「一壺30回教」ポイントからも良型が。

先行者が30回教の信者じゃなくて良かった、細かいポイントをスッ飛ばしてくれて良かった。
今回のフィールドは「山岳渓流で大岩ゴロゴロ」と言うより「堰堤の連続 & 堰堤間の距離も短い」フィールド。

最初の堰堤を越えた次の区間で、念のために大場所にフライを流すと反応が。「ありゃ?」と思いながら、次の落ち込みにフライをキャストすると即座にパクっと。合わせを入れると重い。ティペットが切れないように慎重に寄せ、ネットインしたのはグラマラスな尺上クン。

この日はクリック音が気に入って購入したリール「Sir エドワード(略してサーエド)」を使い始めたので、サーエドの入魂の儀も改めて尺上クンで。

その後も良型が大場所から次から次へと挨拶してくれます。どうやら、先行者は何らかの事情で最初の堰堤だけで脱渓した模様。

サーエドって、私にとってはラッキー侯爵リールかな?
その後は「堰堤を越えて、渓に降りて」の連続で汗をかくものの、良型が出るのに加えて、標高2000mを越える渓の風は涼しく、爽やかなフライフィッシングを満喫。

麓に降りた後は温泉で汗を流し、ソースかつで晩ご飯。伊那谷のソースかつ丼を提供する店の中で、私的にソースが一番美味しいのが高遠の華蔵。最後に白ご飯でお茶漬けが食べたいので、丼ではなくソースかつを定食で。

南アルプスに大満足した翌日は中央アルプスを楽しむべく、木曽川左岸の沢へ。
しかし、車止めに到着した時点で濃いガス。入渓点まで歩いてもガスは全く晴れず。フライは全く見えないだろうし、初めてのフィールドだし、30分ほど待っても一向に晴れるどころか薄まりもしないので、スゴスゴと退散。かくして、中央アルプスは惨敗(退却)し、Wアルプス大作戦は成功しなかったけれど、不思議と大満足の釣行と相成りました。

さぁ、次はどっちだ⁉︎
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