雪が降る日こそ、この作品のレビューに相応しい・・・。
同名の作品が他にもありまして、そちらは凄腕スナイパーに焦点を当てた話。
ジュード・ロウが格好良いんですよね。
さて、こちらはと言うと・・・なかなか凄惨です。
もう一つのスターリングラードは過酷ながらも綺麗な作品でしたが、これは生々しい感じがします。
極寒の中、登場人物が飢えや寒さでガタガタ震えている。
一人、また一人と・・・という映画です。
以前から観たかった中で、なかなか観られず今に至った訳ですが、思っていたのとは少し違った過酷さでした。
人の醜い部分・尊い部分などが映し出され、最後には・・・。
なかなか評価が難しい映画ですが、あの時代に良質な戦争映画を製作したことを評価したいと思います。
★7つ。