アメリカンスナイパー

アメリカンスナイパー

男の、背中。


ブラッドリー・クーパーの好演。

脚色はあれど、基本的にはノンフィクション。
故に派手さはなく、またラストも盛り上がるようなものではない。

それが一層、あぁ、本当にあったことなんだ・・・と思わせてくれるのです。


色々な戦争映画に倣い、それをフラットにしたことで、良作に仕上がっています。

戦地はブラックホークダウンを彷彿とさせ、狙撃はスターリングラードを思い出させます。


家族との日常のシーンは、暴力的なところがあるかと思いましたが、そういう展開にはならず良かったです。

途中で展開が読めてきてしまいましたが、とはいえ実話ベース。

話題になるのも納得の良作でした。

★8つ。

面白いけれど、残酷だ

スポーツは

美しく、輝いている。

そして面白い。


けれど、残酷だ。


日本シリーズ、本当に面白かったけれど、最後の最後でこの結末は・・・。

しかも、ホームで満塁ホームランを見させられたら。。


なんとなく、ブラジルワールドカップのブラジルが7失点した試合を思い出しました。


スポーツは、本当に何が起きるかわからない。


今回、その残酷さをしみじみと感じました。

言の葉の庭

言の葉の庭

君の名は。を観ておらず、新海監督のテイストとはどんなものか、ということで観てみました。


実写のような細かく、リアリティのある描写。

また、美しい旋律。


五感と言うべきか、視覚以外でも楽しめる、「雰囲気」重視の作品ですね。


内容については、正直なところ、自分には合わないかも・・・と思ってしまいました。

人の内面へのフォーカスが・・・なんというか、美しすぎる。

これが原因かなぁ。


悩ましいですね。


★6つ。

インユーテロ

こんな朝は・・・

NirVanaだ。


という訳で、In Uteroを聴いています。


たまにはこういうアンニュイなのもいいかなと。

あれもいや、これもいや

「なんでもやります！」


就職試験の面接では、こんな言葉を口にしたっけ。

実際、仕事があるのかもわからない中では、これは本音だった。


しかし、今。

もはや真逆というか、やりたくないことばかりが頭に浮かんでくる。


重要な仕事の担当になりたくない。

大勢に顔を知られるような仕事をしたくない。


主にこの２つになるのだろうか。

こそこそと表舞台に立たず、そんな職員もいたんだ、と思われるくらいで定年を迎えたいものである。

なのに現実は、思い描いていることと、悉く反対に進んでいく。


真面目クズだなー。。


仕事でも、プライベートでも、面倒くさがりの性格がいよいよ致命的になってきた気がします。