結局、ノーラン監督の思惑通り2回目視聴。
朝一にTOHOシネマズ日比谷で観たのですが、かなり混んでいました。
TOHOシネマズ日比谷には初めて行ったのですが・・・施設整備されていて、映画館なのか!?と思いました。
エンドロールが始まるや否や出ていく人が大勢いました。
おそらくリピーターでしょう 笑
さて。
2回目の感想としては、1回目視聴後に多くの考察を読んだことでかなり補完でき、疑問に残るシーンはほとんどなくなりました。
空港でカプチーノを頼んだ意味や、カーチェイスの辺りはまだよくわかってないかもてすが・・・。
あー、そういうことなのか!
よく見れば細かく描写されているわー、と感心することばかりだったかなと。
そして今回は、ニールを重点的に追ったのですが、めちゃカッコいいですね。
主人公の最高の相棒で、最終決戦では文字通り縦横無尽に駆け回っています。
・・・3人?いるから当たり前か 笑
あらためて総評すると、不思議な作品かなと。
ノーランの最高傑作って感じではないし、10店満点でもないと思うのですが、妙にクセになる。
色々な部分をあえて一歩足りなくすることで、視聴者に余韻を楽しませる。
そんな、言葉にし難い要素があると思います。
なんにせよノーラン作品はこれでまたハードルが上がったでしょう。
次が楽しみですね。
スマホに本作の話題が続々と届くので読み続けた中に謎解きネタバレがありました。
ラテン語の回文「SATOR AREPO TENET OPERA ROTAS」の意味は「農夫のアレポ氏は馬鋤きを曳いて仕事をする」
この五行の真ん中を左右と上下から読むと、なるほど『TENET 』のタイトルになりました。
この映画には、作者が創造したルールが存在し、それが我々を幻惑させます。当事者でない第三者に分かるハズがありません。
はじめまして。
コメント頂いた回文やマクスウェルの悪魔など、細かい設定がいくつも隠されていながら、結論付けるには至らず、ネット上でも色々な論争が繰り広げられています。
それも監督の想定の範囲内だと思えてしまうのがおそろしいですよね。