天皇杯決勝。
柏レイソルとしては10年ぶりでしょうか。
元日の国立で友人と優勝の瞬間に立ち会ったのが昨日のことのようです。
さて。
今回はあえて自宅でTV観戦しました。
3年前のルヴァン決勝を観に行って負けたので、何となく家で観ようかなと・・・。
前評判はフロンターレ優勢。
しかし、90分間相手に仕事をほとんどさせず、シュートの雨を降らせました。
ここまで全員の気迫が感じる試合もないだろう、というくらい。戦術も完璧にハマり、とても17位のチームではない質の高いサッカーでした。
そして延長後半。
ゴミスのヘディングは時が止まりましたがマツケンの超ビッグセーブ。
あの瞬間、彼はレイソルの‘’正‘’ゴールキーパーになったと思いました。
そしてPK戦。
大舞台でのPKなんて、クラブW杯のモンテレイ戦以来というくらいの記憶。
(ちばぎんカップもでした。失礼いたしました。)
マツケンのあの気迫。
5人目を止めたとき、もしかしたら観ている側は満足してしまったのかもしれません。
外した選手達を責めても仕方ない。
まして最後のキッカーのマツケンを責める人なんて一人もいないと思います。
今までは、負けた試合まして準優勝なんて悔しかったです。
いや、まぁ今回も悔しいのですがスッキリした気持ちでもありました。
あそこまで選手が本気で闘ってタイトルを取れなかったなら仕方がない。
それよりも土屋、立田らのDF陣の奮闘、山本の堂々たるプレイ。そしてキャプテン古賀の顔付き。
あれを観たら今後が楽しみになる気持ちが大きくなりました。
敗者はいない。
そう言い切りたくなる、素晴らしい試合でした。
来シーズン、期待してます。