007 ノー・タイム・トゥ・ダイ

ダニエル・クレイグの007最終作。

※以下ネタバレ有り

冒頭から迫力あるアクション、そして音が凄い。

IMAXで観たわけですが、爆発の後に耳がキーンところまで再現していて凄かった。

序盤のアナ・デ・アルマス。

出番が少なすぎて、え？もう終わり！？となりましたが・・・最高でした。

ブレードランナーで観たと変わらずお美しい・・・。

フェリックスの死、スペクターの全滅、そしてまたブロフェルドのあっさりとした死。

この辺りからいつものボンド映画と違う、ただならぬ空気感が漂い始めます。

そしてマドレーヌと、その子どもの登場・・・これってまさかボンドの？と思っていたら案の定。

色々なフラグが立ち、今回シリアス過ぎないか？と思っていたら、あのラストです。

ボンドがウイルスに感染したときの、これはどうにもならない感じにはショックを受けました。

ボンドの最期は本当に悲しかったけれど、潔く格好良かった。。

でも、仲間達が追悼するシーンでさりげなく扉を開けて出てきて欲しかったよなー。

長尺でしたが、長さを感じさせない緊迫感、見所満載のアクションなど、最後の作品としては素晴らしいと思いました。

カジノ・ロワイヤルから一貫した作品群。

順番に観たら良かっただろうなー。

7代目ボンドに期待しましょう（個人的にはトム・ハーディ推しですが、誰になるのか楽しみです。）。

★9つ。

シン・エヴァンゲリオン 劇場版：‖

最終作。

リアルタイムで追っていなかったのですが、「Q」から約9年だったんですね。

ファンは待ち遠しかっただろうなーと。

さて、感想ですが、なんとか上手く風呂敷を畳んだのかなというところです。

前半から中盤にかけての村のほのぼのパートは結構好きでした。

終盤は旧作と同じく、美術館にありえそうな映像が畳み掛けてきます。

そして物語の要はやはり父子の関係性。

結局ゲンドウの目的はそこか、という感じでしたし、旧作を準拠しつつもオリジナリティをかなり発揮していたのかなと思いました。

そしてラスト。

従来からのファンにとっては中々厳しかったのかなと思います。

ただ、個人的にはマリとくっついたとまでは断定できないのかなと。

ネオジェネシスで、記憶の残る二人がリスタートを切るという解釈も出来るのではないかなと思いました。

単作で見た場合、「Q」と本作の出来は良かったと思います。

この新劇場版全体の総括としては、スパンは長かったとはいえ、観てよかったかなと思います。

アスカじゃないですが、初恋の人に想いを伝えてすっきりした・・・色々な人がケジメを付けられた。

そんなところでしょうか。

さようなら全てのエヴァンゲリヲン。

★7つ。

エヴァンゲリヲン 新劇場版：Q

当時話題だった記憶があります。

観た方々を置き去りにしたと。

90分という短い時間で、かつ、内容がよくわからない・・・というかあまり印象に残っていません。

突然、14年後になっていたり、

従来のスーパーロボットのような戦艦が登場したり、

カヲル君とシンジ君が連弾を始めたり。

カヲル君の台詞がほとんどよくわかりませんでした・・・。

もう少し色々と説明が欲しかったかなと思いました。

90分観たのに体感は30分くらい。

それが率直な感想でした。

★4つですかね^^;

エヴァンゲリヲン 新劇場版：破

この「破」からは、旧作とは違うんだぞ！という制作陣の強い意志を受け取りました。

マリの登場、"式波"アスカ、ラストのエヴァの覚醒など、新しい要素が盛り込まれていました。

アスカ登場から終盤までの学園モノの感じは結構好きで、また終盤の先がわからない展開にもワクワクしました。

ラストのエヴァの覚醒は、やはりナウシカの巨神兵を思わせる内容でなかなか考えさせられました。

個人的には、4作目(主に前半〜中盤パート)と同じくらい良かったかなと思っています。

★7つ。

エヴァンゲリヲン 新劇場版：序

エヴァ新劇場版は一度も観たことがなかったのですが、完結を機に一気に観ようかなと。

私自身、エヴァ好きかというと(ファンには申し訳ないながら)決してそんなことはなく・・・。

イデオンに先に触れてしまったこともあり、ここまで人気なのは何故なんだ、とやや懐疑的な立場です。

と言いつつも旧アニメ・劇場版は全て観ていますが。

前置きが長くなりましたが、まずは「序」の感想を。

これはそんなに目新しいということはなく、旧アニメの要所を上手くリメイクしているなという印象でした。

シンジ君のうじうじしたところに苛々しつつも、この状況なら仕方ないよなぁと思いました。

感想としては可もなく不可もなくといったところでしょうか。

★5つ。

次は「破」の感想を述べていきます。