人間関係には、
プロトタクシスな交流。
その場そのときだけの交流を求める人間関係。
パラタクシスな交流。
本来の関係とは異質な交流を求める人間関係。
シンタクシスな交流。
本来の文脈で永続的な交流を求める人間関係。
の、三つの人間関係がある。
(正確な定義は、ハリースタックサリバン著・中井久夫訳の精神医学の基礎概念を参照されたし。)
さて、
どうも相手がその場しのぎの人間関係を求めているようで信頼できない。
そんな相手は、プロトタクシスな交流を求めている。
相手のいっていることがどうもよくわからないとか、相手の考える話の土台とか道筋がよくわからないと言うときは、相手はパラタクシスな交流を求めている。
一番長続きするのがシンタクシスな交流を求めてくる相手で、本来の文脈において、永続的な人間関係を求めてくるのであるから、まず、破局はあり得ない。
Икэмотоがなぜこんなことを書くかというと、どうもИкэмотоは、本来の役割を無視して、その場そのときの人間関係に終始していたような気がするからである。
相手と自分が、上に述べた三つの交流パターンの中で、どの交流パターンでつきあっているかわかれば、人間関係の破局するリスクは下げられる。
私は、自分の人間関係の棚卸しをしたいと思う。
以上である。