二者間の人間関係のロジックは羨望であり、三者間の人間関係のロジックは嫉妬である。
二者間の人間関係のロジック、羨望を緩和するために共益があり、三者間の人間関係のロジック、嫉妬を緩和するために掟がある。
ともに益し合えば、ともに満足し、相手をうらやむ必要はなくなるし、えこひいきから来る嫉妬をなくすために平等に扱うという掟をたてれば、嫉妬に苦しむ必要はない。
ともに益し合う心理。それは発達段階が性器期以上にならないと、生まれてこないのではないか。
性交時において、相手の肉体を借りた自慰行為ではなく、相手を心身ともに満足させ合う。
これが私の定義する共益である。
話は飛ぶが、ソンディ理論の所有因子マイナス。すなわち緊張病因子マイナスは、人間関係失敗者の運命をたどるという。
それは私の特別な何々。
という扱いを特別な相手にできないからではないか?
特別な関係という契約を結べば、特別扱いをしないことには、対象は嫉妬するからである。
故にエホバ神は、ユダヤ人だけと特別な契約を結び、特別な関係を持っている。
そのエホバ神がユダヤ人に断りもなく契約を更改し、ユダヤ人だけでなく全人類相手に特別な契約を結び、特別な関係を結ぶ契約など、ユダヤ人が怒り狂うことだろう。
なんだか混乱した思考を露呈した文章になってしまったが、読者の皆さんはご笑覧の上、何かの参考にしていただければ幸いである。
以上、管内保谷で目覚めた孔雀。