信者の作り方。
本尊に祈らせる。
正典を読ませる。
集会を守らせる。
本尊に祈れば、千のうち三つぐらいは験が出る。
その験を持って、その本尊は真実だと錯覚させる。
験が出なかったものは、「信仰の薄いものよ。」とか、「本尊の御心にはかなわなかったのだ。」と衆人環視の前で、幹部がしかりつければよいのだ。
正典を読ませれば、どんな反対者でも徐々に洗脳される。
その宗教特有の術語を覚え、一般生活でも使い始めれば、ほぼ100%、洗脳に成功したようなものだ。
集会を守らせると、ムードに弱い輩は集団催眠に引っかかる。
そして集団催眠がピークに達したところで、暗示に熟練した幹部がむちゃくちゃな人数の信者獲得ノルマや、むちゃくちゃな金額の献金ノルマを押しつけるのだ。
後でどんな家庭不和や騒動が起きようが、幹部連中は知らぬの半兵衛を決め込めばいいわけであります。
これはどんな組織でも全く同じ。
そして洗脳された狂信者は、どんな迫害や拷問が待っていようとも、命がけで新たな犠牲者、違う、信者勧誘に、水火をいとわず、海越え山越え出かけるわけであります。
気をつけよう。暗い夜道と勧誘者。