山の上は残雪があり、涼しいを通り越して『寒〜い』(^_^;)
骨董品のようなユニック車で、今日の走行距離は『664km』(^_^;)
箱根旅行は「あじさい電車」と共に! 温泉+グルメ+鉄道+絶景を全部一日で
夜行列車が東急、東京メトロ、西武線を走る 史上初 目的地は運に左右される場所(写真21枚)
東急線、東京メトロ線などを経由する、「史上初」という夜行列車が走行。その列車へ乗車して「運に左右される目的地」へ向かい、「夜行列車の醍醐味」を体験しました。
東京メトロ副都心線と東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線を経由するという珍しい“夜行列車”が、2017年5月26日(金)から27日(土)にかけて運転されました。西武鉄道が直通運転を行っている先述各社の協力のもと、元町・中華街駅(横浜市中区)から西武秩父駅(埼玉県秩父市)まで運行したもので、到着した秩父で星空や夜明けの雲海などを楽しもうという「元町・中華街駅発の夜行列車で行く秩父絶景ツアー」の一環で走ったものです。
こうしたルートの夜行列車運転は今回が初めて。東京メトロ副都心線と東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線に夜行列車が走ったこと自体、これが初めてでしょう。そんな貴重な列車へ、実際に乗車しました。
22時16分、元町・中華街駅の2番線に夜行列車が入線してきました。使用される車両は、今年3月25日にデビューしたばかりの西武40000系電車です。座席を窓と平行の「ロングシート」、2人掛けの「クロスシート」に転換でき、通常は混雑に強いロングシート、有料座席指定制の列車「S-TRAIN」として運転するときはクロスシートと、目的に合わせて設備を変化させられるのが特徴のひとつ。今回の夜行列車は、クロスシート状態での運転です。
この夜行列車は団体専用。間違って乗ってしまうことなどがないよう、一部の扉だけ係員の手により開かれ、待ち受けていた乗客たちは車内へ。そして22時21分、「史上初の夜行列車」は西武秩父駅に向けて発車しました。
なお、夜行列車と同じ元町・中華街〜西武秩父間では、土休日に同じく40000系電車によって有料座席指定制の列車「S-TRAIN」が行楽向けに運行されており、埼玉方面から渋谷、自由が丘、横浜方面へ、また横浜方面から秩父方面へ乗り換えなし、着席して移動することが可能。車内にお手洗いもあります。
また40000系電車を使った「S-TRAIN」、平日は所沢〜豊洲間で運転されており、着席での通勤・通学を提供しています。
「この列車は団体専用の夜行列車です。深夜1時25分に西武秩父駅に到着します。史上初の運行となる、元町・中華街発西武秩父行きの夜行列車の優雅な時間をどうぞお楽しみください」
そうしたアナウンスが流れるなか、列車はみなとみらい線を走行。合わせてスピーカーから流れる「車内照明は練馬駅発車後に半減します」という放送に、「夜行列車」を感じます。
夜行列車は22時28分ごろ、横浜駅に到着。みなとみらい線から、東急東横線に入ります。そして渋谷駅から東京メトロ副都心線、小竹向原駅(東京都練馬区)から西武有楽町線へ入り、日付が変わった5月27日(土)の0時02分ごろ、練馬駅へ到着。同駅を発車し、西武池袋線を走り始めてほどなく、“予告”どおり車内の照明が少々暗くなりました。
また0時30分過ぎ、所沢駅(埼玉県所沢市)を通過したのち、こんな車内放送が。
「これより到着のおよそ10分前まで、放送を控えさせていただきます」
これも「夜行列車」らしさを感じさせます。
なお車内放送では、天体望遠鏡で知られる(株)ビクセンの「星のソムリエ」により、秩父での「スターパーティー(星空鑑賞会)」で用いる「星座早見盤」(車内で配布)についての説明も実施されました。
また、この夜行列車は途中、東急東横線の菊名駅や日吉駅、西武池袋線の飯能駅などにも運行上の理由から停車していますが、乗車は元町・中華街駅のほか東横線の多摩川駅(東京都大田区)、西武池袋線の練馬駅(東京都練馬区)、ひばりヶ丘駅(東京都西東京市)のみで行われています。西武鉄道によると、今回の夜行列車は乗客およそ220人とのこと。
さて、始発駅の元町・中華街駅からおよそ3時間が経過。時計の針が午前1時を回って、終点の西武秩父駅が近づいてきます。しかしここでひとつ、不安なことがありました。
この列車は、到着した秩父で星空や夜明けの雲海などを楽しもうという「元町・中華街駅発の夜行列車で行く秩父絶景ツアー」の一環で走ったもの。不安なこと、それは天気です。
横瀬駅(埼玉県横瀬町)を通過したところで車内の照明が通常に戻ると、まもなく終点の西武秩父駅。同駅から貸切バスに乗り換えて、標高1102mの三峯神社に移動、星空と雲海を鑑賞する予定……なのですが、西武秩父駅は霧雨模様。ただ、天気予報は回復方向で、時刻は午前1時半。まだ星空鑑賞まで1時間半、夜明けの雲海まで3時間あります。
しかし、それから1時間少々で到着した「スターパーティー(星空鑑賞会)」を行う予定の三峯神社駐車場は小雨が降っており、残念ながら星が見える状況ではありません。
とはいえ、まだ夜明けまでは1時間半あります。天気は、回復していく方向です。予報では。
日が差し込むことなく、明るくなっていく風景。広がる白い世界……。自然のことですから、仕方がありません。
幸い、雨は傘がなくてもなんとかなる程度。早朝の、肺を洗うような瑞々しい山の空気、幽玄な風景、これはこれで情緒があります。「夜に移動し、朝一番から楽しめる」夜行列車だからこそ味わえる、旅のひとときです。その後、ツアー参加者たちは朝食をとったのち、祈祷を受け、霧にかすむ三峯神社をあとにしました。
ちなみに、三峯神社と西武鉄道の共同調査によると、昨年(2016年)5月の三峯神社における雲海の発生率は54.8%。2016年1年間では34.2%だったそうです。
3時間の夜行の旅かぁ。
久しぶりに大判の時刻表を買いたくなってきたよ。
2017年5月14日 聖教新聞
厚生労働省、日本看護協会が主催する第7回「忘れられない看護エピソード」の表彰式が今月7日、東京都渋谷区の日本看護協会JNAホールで開催されました。
「忘れられない看護エピソード」は、「看護の日・看護週間」に当たり、看護の現場で体験した心温まるエピソードを募集。7回目となる今回は、全国から過去最多の3578作品が集まり、厳正な審査を経て入賞20作品が決定しました。
表彰式には、特別審査員を務める脚本家の内館牧子さんらが出席。入選作の発表や、受賞作をもとに制作されたショートムービーの上映、トークショーなどが行われました。
ここでは、看護職部門、一般部門で最優秀賞を受賞した2作品を紹介します。
●忘れられない親子の姿 ~血のつながりってなんだろう~
福岡県 瀬上希代子さん(49)
長くNICU(新生児集中治療室)で看護師長として勤務してきた。その中で、忘れられない「親子の姿」がある。
ある日、1人の赤ちゃんが入院してきた。Aちゃんは低体温で入院した。しかし、もう1つの理由は「育児者がいない」というものだった。
周りの赤ちゃんは両親が面会に来ている。看護師たちは、面会のないAちゃんを抱っこしたり、目を合わせて話し掛けながら授乳するなど、できる限りの愛情を注いでいた。
担当看護師Yさんは、Aちゃんの日記をつけていた。毎日少しずつ大きくなっていく体重、増えていくミルクの量をはじめ、看護師がどれだけAちゃんをかわいいと思っているかをつづり、写真や手・足型を取って、日記に貼っていた。「大好きだよ」のメッセージと一緒に。
3週間の入院で、Aちゃんは乳児院へと退院し、その後のAちゃんについての情報が病院に入ってくることはなかった。
それから5年後。Aちゃんの里親さんから「担当していた看護師に話を聞きたい」と連絡があった。Yさんは他部署へ異動していたが、連絡をとり、お会いする機会を持った。
特別養子縁組をしてB家の長女となった、5歳の笑顔のかわいいAちゃんは、お母さんと一緒に会いに来てくれた。お母さんはAちゃんが物心つくころには事実を話していたこと、愛情深く育てていること、そして生まれてすぐに入院した病院で看護師たちにとてもかわいがってもらっていたことを、Yさんの日記を見せて話をした、と教えてくださった。
「『愛されていた』ということの証となる日記を作ってくださってありがとうございます」とお礼を言っていただいた。
NICUという環境の中で、時には血のつながりって何だろう、と考えることがある。Aちゃんを取り巻いた色んな形の愛情からは、人と人とのつながりの奥深さと、愛情をもって接することの偉大さが感じられた。
若い看護師であったYさんも、今は一児の母である。とても愛情深い育児をしながら、看護師としてがんばっている。
●赤い星
兵庫県 洲本美智代さん(39)
秋も深まり冬の気配が近づく夜のことだった。
「お母さん、僕は星空を見たことがないねん。夜にお出掛けしたことないやろう? 本物の星空を見てみたいなあ」。そう話す息子には、もう時間がない。
難病で肺を患い、入退院を繰り返して9歳になった。夏の終わりまで、酸素ボンベを乗せた車いすで病院の周りを散歩することができた。しかし、今では外出もままならず、病室の天井と壁を見つめる日々が続いている。
外の世界といえば、わずかに見える窓からの景色とテレビ、そして大好きな図鑑を眺めることだった。「図鑑があれば何でも分かるから」と、いつも枕のそばに置いていた。
少しの時間だけでも星空を見せてやりたいと医師に相談してみたが、容体は安定せず、外出の許可は下りなかった。私は「願いをかなえてやることができなくて悔しい」と担当の看護師にぽつりと漏らした。
すると次の日、看護師が家庭用の小さなプラネタリウムを持ってきてくれた。手のひらサイズの宇宙の登場に息子はとても喜んだ。夜を待ち、個室の電気を消してスイッチを入れると、天井と壁一面に冬の星空が広がった。図鑑で覚えたオリオン座を見つけると、「ベテルギウスは一等星で赤い星やで。僕は赤が好きやから、ベテルギウスは僕の星やな。もう寂しくないわ」とうれしそうに笑った。
病室で星空を見た数日後、息子は眠るように逝った。
看護師の仕事といえば点滴の交換や患者の世話をすることだと思っていた。しかし、体に触れるだけではなく、患者と家族の気持ちに寄り添いそっと支えることも看護ではないだろうか。
プラネタリウムのおかげで息子も私も救われた。最期の自由を与えてくれた看護師の優しさに心から感謝している。
今回の「最優秀賞」「内館牧子賞」「優秀賞」「入選」の20作品のパネル展が6月30日まで開催されています。
ご来場の方には、入賞作品を収めた小冊子「第7回『忘れられない看護エピソード』集」がプレゼントされます(なくなり次第終了)。入場は無料です。
場所=日本看護協会ビル3階「JNAプラザ」(東京都渋谷区神宮前5の8の2)
開場時間=午前10時半~午後5時(午後1時~2時を除く)
併せて、看護職部門で内館牧子賞を受けた作品がショートムービー化され、日本看護協会ホームページ(http://www.nurse.or.jp)で公開されています。
また、入賞作品を収めた小冊子「第7回『忘れられない看護エピソード』集」を希望する方は次の①~⑥を明記の上、はがき、ファクス、メールのいずれかでお申し込みください(なくなり次第終了)。
①郵便番号②住所③氏名④年齢⑤職業⑥電話番号
〈申込先〉
はがき=〒150―0001 東京都渋谷区神宮前5の8の2 日本看護協会広報部「冊子プレゼント係」
ファクス=03(5778)8478(件名に「冊子プレゼント希望」と明記)
メール=koho@nurse.or.jp(件名に「冊子プレゼント希望」と明記)
毎回、心が洗われるんだなぁ。
【カール販売中止】「うそだろ…」ツイッターで驚きの声広がる 買い占め宣言も
菓子大手「明治」が25日、人気スナック菓子「カール」の中部地方以東での販売を中止すると発表すると、ツイッターユーザーの間には波紋が広がった。
「うそだろ…うそだと言ってくれ」と動揺を隠せない人がいた。「カールうすあじを買い占めなければ!」と焦る人も。
また、「中東かと思った」「三重県は入るのか?入らないのか?」「どこまで?」と戸惑う声もあがり、「中部以東」「中部地方以東」が一時、話題となった。
明治によると、「カール」は昭和43年発売のスナック菓子。売り上げ低迷が原因で、中部地方以東は8月生産分を最後に販売終了する。関西以西では「チーズあじ」「うすあじ」の2品に絞って展開する。
確かにしばらく食べていなかったけど、再就職後の疲れをいやすアイテムとして、ここのところ自分の中では復活していたのになぁ。
次は何で疲れを癒せばいいのやら…。
2017年4月28日
中高生をはじめ、大学生などスマホに慣れ親しんだ若い世代の大多数が、スマホで日々のニュースを見ています。
ニュースを見るには、ニュースアプリやニュースサイト、SNSから、おすすめの記事を読むことになります。ただ、同じようなニュースアプリであっても、表示されるニュースは異なります。
大きな違いは「メディア」か「プラットフォーム」か。
メディアは取材から発信まで、自社で行っているもの。従来の新聞やテレビ・ラジオを思い浮かべると分かりやすいでしょう。
それに対して、プラットフォームは、ネットに流れている、さまざまなニュースを集めてきて掲示したもの。既存メディアのニュース記事をはじめ、SNSで話題になっていることや、人気ブロガーの発言・解説なども入っています。
これまではメディアがニュースを取材・作成・発信していました。しかし、ネットのニュースをまとめ、分かりやすく掲示するプラットフォームが増えています。
ただ、プラットフォームは「ニュースを載せているだけ」という建て前から、その内容に対するチェックはありません。つまりニュースの真偽を問わないわけです。
例えるなら、プラットフォームの閲覧は、フリーマーケットで買い物をする感じでしょうか。さまざまな商品がありますが、その価値は未知数。誰も保証してくれないため、本物かどうか見極める目が必要なわけです。
一方、メディアは百貨店といったところ。質は保証されているかわりに、それなりの値段がします。
近年、多くの学生から、既存のメディアは信用できないという声を聞きます。メディア社会学科に入学してくるぐらいですから、メディアに対して意識の高い学生なのですが……。新聞にはうそしか書いていないと、本気で思い込んでいる学生も一部にいます。
彼らはスマホ世代。幼い頃からスマホに慣れ親しんで、あらゆる情報をスマホから得ています。
普通の感覚であれば、突飛なことに対しては、本当かなと疑ってみるもの。でも、同じ内容が次々とニュースに表示されたらどうでしょうか。しかも、友人からも同じ話を聞いたとしたら……。もしかしたら、と思ってしまうでしょう。
検索エンジンやニュースアプリには、その人が興味を持っている内容を上位に表示させるアルゴリズムが使われています。いち早く興味のある内容を表示できるため、非常に便利な機能なのですが、これが情報の偏りにつながっています。
フィルターバブルと呼ばれ、アルゴリズムによって、特定の情報の泡の中に閉じ込められたようになってしまうのです。
しかも、SNSなどで「いいね」のやりとりをするような友達にもアルゴリズムが同様に働くため、同じフィルターバブルに取り込まれることになります。
現状では、ニュースメディアにはいろいろな種類があり、その確からしさ、責任はあいまいなまま。しかも、プラットフォームとメディアが混在しているケースもあって、より混乱を招いています。
何が正しく、何が間違っているのか、読者が正しく認識するためには、そのニュースの発信者や情報の中身を明確にする必要があります。
それらは今後、ニュースを発信する側に求められるようになるでしょう。
一方、読者の側が情報を見極めるためには、自分とは違う意見に耳を傾けることです。これがフィルターバブルから抜け出すことにもつながります。
スマホの普及によって、ニュースが個人で見るものに変わってきました。たとえ同じニュースサイトを見ていたとしても、同じニュースを見ているとは限りません。
アルゴリズムは、個人の興味を強化する方向に働くもの。特に、お子さんのいる家庭では、注意が必要です。何を見ているのか、どんなニュースが話題になっているのか、たまには親子で話をしてみてください。=談
(法政大学准教授)
ふじしろ・ひろゆき 1973年、徳島県生まれ。法政大学社会学部メディア社会学科准教授。日本ジャーナリスト教育センター代表運営委員。専門は、ジャーナリズム論、ソーシャルメディア論。著書に『ネットメディア覇権戦争』『ソーシャルメディア論』などがある。
他人のことは言えないけど、何を信じて、何を情報源にするのが一番なのか…。
やっぱり新聞? NHK?