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鉄道ファンはなぜ特急「北アルプス」が好きなのか その十分すぎる理由

2017年04月30日 21時07分44秒 | のりもの

鉄道ファンはなぜ特急「北アルプス」が好きなのか その十分すぎる理由

鉄道ファンはなぜ特急「北アルプス」が好きなのか その十分すぎる理由

特急「北アルプス」に使用されていたキハ8500系車両は2001年の列車廃止後、会津鉄道(福島県)に譲渡され、2010年に引退した(2008年1月、恵 知仁撮影)。

(乗りものニュース)

名鉄の特急「北アルプス」の廃止に腹を立て、JR東海の列車運行を妨害した男性が逮捕されました。その行為は決して肯定できませんが、「北アルプス」が面白い列車という点については、否定する鉄道ファンは少ないかもしれません。この列車、実は「鉄分」を大変くすぐる列車なのです。

「鉄分」が反応しやすい「北アルプス」

 2014年12月2日、東海道本線の線路へ自転車を投げ入れた鉄道ファンの男性が愛知県警に再逮捕されたと、朝日新聞が伝えました。同紙によると、この男性は以前にもウソの電話をかけてJR東海の列車運行を妨害。今年11月11日に逮捕されていました。

 またこの鉄道ファンがJR東海に妨害行為を行った理由として、JRのせいで2001年、好きな名古屋鉄道(名鉄)の特急「北アルプス」が廃止されたからと報道されています。

 決してあってはならない今回の事件ですが、ただ「北アルプス」という特急が好きだったという点だけについては、同意する鉄道ファンは少なくないと思われます。様々な個性を持っており、2001年に名鉄自身がその資料館で「廃止から10年・北アルプス号」という特別展を開催するような列車だったからです。

 名鉄特急「北アルプス」のどんな点が「鉄分」をくすぐるのかというと、まず「直通」が挙げられます。

 この列車は2001年に廃止された当時、名鉄の神宮前駅(名古屋市熱田区)から名古屋本線と犬山線を経由し、新鵜沼駅(岐阜県各務原市)より連絡線へ進入。JR東海の高山本線鵜沼駅に抜けて、高山駅(岐阜県高山市)まで走っていました。JRと第三セクター鉄道、また通勤電車の直通運転は珍しくないですが、名鉄のような大手私鉄の特急がJRへ直通運転する例はあまりありません。

 しかもこの「北アルプス」、1984(昭和59)年まではさらに別の私鉄にも直通していました。高山本線の終点の富山駅から、富山地方鉄道へ直通。名鉄の神宮前駅と富山地鉄の立山駅という異なる私鉄の駅を国鉄(JR)線経由で結ぶという、かなり個性的な列車だったのです。

名鉄の車両とJRの車両が合体

 「北アルプス」が「鉄分」をくすぐる点として、車両も挙げられます。JR高山本線は非電化のため、使うのは電車ではなくディーゼルカーです。もちろん「北アルプス」もそうで、電車ばかりがひっきりなしに発着する地下構造の新名古屋駅(現在の名鉄名古屋駅)へ、エンジン音を響かせ、排煙の香りを漂わせながら進入してくる「北アルプス」は高い非日常性と存在感がありました。

 また「ディーゼルカー」というと性能が低そうに思うかもしれませんが、「北アルプス」に使用されていた名鉄キハ8500系は355psのエンジンを1両あたり2基搭載。最高速度は120km/hと電車と遜色のない性能を持っていました。

 高山本線内では、JR名古屋駅始発の特急「ひだ」と連結して運転していたのもポイントです。JRのディーゼルカーと名鉄のディーゼルカーが合体し、1本の列車として走っていたわけです。このように違う鉄道会社の車両が連結して走る例は、特に近年では珍しく、この点も「北アルプス」の大きな個性でした。

 また名鉄と高山本線との直通運転は、非常に歴史が古いのも特徴です。1932(昭和7)年から名古屋と高山本線沿いの温泉地、下呂を結ぶ列車が運転されています。

 このように、多くの個性を持っていた特急「北アルプス」。それを好きだったと言われて、「なんで?」と疑問を抱くような列車ではないのです。鉄道ファンにとって。逆恨みは理解できませんけれども。

 ちなみに特急「北アルプス」が廃止された理由は、東海北陸自動車道の延伸と名鉄自身が運行している名古屋と高山を結ぶ高速バスの運行開始、利用客の減少、電車ばかりの名鉄がディーゼルカーをわずかに保有する効率の悪さ、などとされています。

※初出時に、特急「北アルプス」が廃止された年を一部「2011年」と記述しておりましたが、正しくは「2001年」でした。修正してお詫び申し上げます。


2年半前の記事ですが、懐かしいので。

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御巣鷹の尾根がきょう開山 32年目の慰霊、始まる

2017年04月29日 22時04分43秒 | ニュース

御巣鷹の尾根がきょう開山 32年目の慰霊、始まる

 乗客乗員520人が亡くなった1985年の日航ジャンボ機墜落事故の現場となった群馬県の「御巣鷹の尾根」(上野村楢原)が29日午前9時に開山するのを前に、公益財団法人慰霊の園(理事長・神田強平村長)の理事会が28日、村役場で開かれた。 木製の橋を修繕することや、尾根中腹にある山小屋に明るいうちに下山するよう呼び掛ける看板を設置することを決めた。
 

 
自分が報道という業界に入る前年に起きた日航の事故。
 
とても興味があるんだけど、関係者でもない自分が登山するのは、被害者や遺族を冒涜する行為なんだろうか。
 
そしてもう一つ。
 
上野村で見た地図で、御巣鷹トンネルを使った方が楽だと感じたんだけど、どうなんだろうか。
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キングコング西野が激怒、テレビ収録中に途中退席

2017年04月29日 21時51分53秒 | エンタメ

キングコング西野が激怒、テレビ収録中に途中退席

キングコング西野が激怒、テレビ収録中に途中退席

西野亮広

(日刊スポーツ)

 お笑いコンビ、キングコング西野亮広(36)が、取材を受けた情報番組のディレクターの態度に不快感を覚え、収録途中で帰ったことを明かした。

 西野は29日、ブログを更新。5月14日までイオンモール堺鉄砲町にて開催中の「えんとつ町のプペル光る絵本展」が読売テレビの情報番組「朝生ワイド す・またん!」の取材を受けたことを報告した。

 しかし、西野は取材中の番組ディレクターの態度に違和感を覚えたらしい。開口一番「今日の服装は意識高い系ですかぁ?」と質問され、他にも「なんで炎上させるんですかぁ? もしかして目立ちたいんすかぁ?」「プペル、値段高くないですか?」「印税独り占めですか?」「ていうか、返し、普通ですね」「お高くとまってんスカぁ?」といった無礼な言葉をぶつけられたことを明かした。

 西野は、ディレクターの言葉を「お笑い芸人さんのマネをして“くさせば笑いがとれる”と信じきっている田舎の大学生がチョイスしそうな言葉ばかり」と痛烈に批判する。お笑いは信頼関係で回るものという考えのもと、西野は、「信頼関係のないイジリはイジメなので、読売テレビさんがそれを良しとしても僕は肯定できません」とつづる。「この何の愛もない絡みに対して、『勘弁してくださいよぉ』『そんなこと言わないでくださいよぉ』と付き合う筋合いも関係性もありませんし、そこまでしてテレビに出たくありませんし、それより何より、撮影の様子を横で見ていたお客さん達が、そしてチビッ子達が本当に悲しそうな顔をしていたので、インタビュー途中でマイクを置いて帰りました」と収録途中で帰ってしまったことを明かした。

 その後、番組プロデューサーが東京まで謝罪に行くことを申し出たが、断ったとのこと。西野は「建前でなく、もし本当に申し訳ないと思ってくださっているのであれば、きっと他の現場でも今回と同じような仕事をされていると思うので、その気持ちを今後のテレビ作りに回してもらえるとうれしいです」と呼びかけている。


もう以前の仕事には戻らないと決めているから書くけど、テレビ業界、特にエンターテイメント系のテレビ屋は勘違い人が多かったよ。

ニュース系の取材陣はまだマシだったけど、エンターテイメント系は、いかにも業界人(死語)ぶっている姿に、笑いが止まらなかったもんねぇ。

…というより、自分が同じような業界にいただけに、「今どき!?」と赤面する思いも出たよ。

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海南鶏飯

2017年04月29日 14時23分00秒 | つれづれに
ゴールデンウィークは暦どおりに休み…なんて、何十年ぶり!?
…というか、学校を卒業して以来かも。

とはいえ会社は日曜日以外やっているので、仕事を一人前にこなせるようになったら、次回以降は休むかどうか…。

なにせ日給月給制だからねぇ。(^_^;)


ランチは古町で牛タンを…と向かうが、途中で娘が別の店を思い出した。

先日のジェラート帰りに見かけたシンガポール料理の店『KOPITIAM』。

電話で確認するとランチをやっているとのことで決め!



紹興酒をソーダで割ったドラゴンハイボールなるものがあったので頼んでみたよ。



初めてのシンガポール料理は、お店の人が勧めてくれたメニューを。



ほかのテーブルに酔っ払いの一団がいて躊躇したところもあったけど、旨くて癒やされる〜。
その一団も「うるさくてスイマセンねぇ」と言いながら先に帰ったし、面白い店だねぇ。(*^^*)


そして帰りは近くでジェラートを…。(^^)

玄米茶と佐渡牛乳がいいねぇ。(≧∇≦)b

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二階氏、首相に不満 今村氏の更迭「いきなりですよ」

2017年04月28日 22時35分49秒 | ニュース

二階氏、首相に不満 今村氏の更迭「いきなりですよ」

 自民党の二階俊博幹事長は28日の記者会見で、今村雅弘・前復興相の更迭を即日判断した安倍晋三首相への不満を漏らした。二階氏の「首を取るまで張り切らなくて良い」との発言は首相官邸に向けたものではないか、と質問を受けた際に、否定せず、「いきなりですよ、いきなり。それは当たり前じゃありませんか」と応じた。

 「私の真意は、本人にも発言の機会があっても良いんじゃないかと。話を聞いてあげても良いんじゃないか、という思いがあった」とも説明した。今村氏は二階派の所属。更迭につながったのは25日の同派パーティーの講演での発言で、安倍首相は直後に同じパーティーで謝罪していた。

 28日の党役員連絡会で今村氏の問題は議論にならなかったが、会見では質問が相次いだ。二階氏はいらだった様子で、「本人が辞めた話を、何回も何回もぶり返す必要は無いじゃないか」と述べた。


自民党議員のおごりが最近、とみに目立ってきたような気がしているのは自分だけではあるまい…。

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桑原武夫氏の蔵書1万冊廃棄 京都の図書館、市職員処分

2017年04月27日 23時21分32秒 | ニュース

桑原武夫氏の蔵書1万冊廃棄 京都の図書館、市職員処分

桑原武夫氏の蔵書1万冊廃棄 京都の図書館、市職員処分

桑原武夫氏の蔵書1万冊廃棄 京都の図書館、市職員処分

(京都新聞)

 京都大人文科学研究所を拠点とした「新京都学派」を代表する仏文学者、故桑原武夫氏(1904〜88年)の遺族が京都市に寄贈した同氏の蔵書1万421冊を2015年、当時、市右京中央図書館副館長だった女性職員(57)が無断で廃棄していたことが27日、分かった。市教育委員会は同日、女性を減給6カ月(10分の1)の懲戒処分とした。

 蔵書は1989年に市国際交流会館(左京区)が開館した際に寄贈され、一般公開されていた。市教委によると、2008年に京都に関する資料を収集する機能を備えた右京中央図書館がオープンしたのに合わせ、蔵書を同館に移動させたが、保存場所がないとして、向島図書館の倉庫に移した。15年に向島図書館の職員から、「置き場所がなく処分したい」と女性職員に相談があり、了承したという。

 今年2月、市民から「蔵書を閲覧したい」と右京中央図書館に問い合わせがあり、同館職員が「廃棄した」と答えたため、市民が市教委に連絡。市教委が調査し、発覚したという。市教委は「貴重な蔵書を廃棄してしまい、大変申し訳ない」と話している。

 女性職員は生涯学習部の担当部長で、27日付で部長級から課長補佐級へ降任した。

 蔵書は日本文化研究、日本と世界の名著などの全集類のほか、政治や哲学の仏語原書など。右京中央図書館には、現在も「桑原武夫コーナー」として、桑原氏が生前に使用していた机や椅子、直筆のノートなど20点が置かれている。

 桑原氏は「赤と黒」で知られる小説家スタンダールや「社会契約論」を著したルソーなどフランスの文学や哲学、評論などの研究で知られる。研究対象は人文科学全般に及び、哲学者の故鶴見俊輔氏や民族学者の故梅棹忠夫氏ら多くの学識者に影響を与えた。国際日本文化研究センター(西京区)の創設にも尽力。京大学士山岳会の遠征隊長を務めるなど登山家としても知られる。


テレビにニュースで知ったときは、ずいぶん甘い懲罰だと思ったんだけど、減給6カ月(10分の1)ってどうなの? 

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春は出会いの季節!一生忘れられない出会いがそこに!?ドラマで印象的だった出会いのシーン5選!

2017年04月26日 22時56分34秒 | エンタメ

春は出会いの季節!一生忘れられない出会いがそこに!?ドラマで印象的だった出会いのシーン5選!

春は出会いの季節!一生忘れられない出会いがそこに!?ドラマで印象的だった出会いのシーン5選!

春は出会いの季節!一生忘れられない出会いがそこに!?ドラマで印象的だった出会いのシーン5選!

(日本タレント名鑑)

春ですね。ぽかぽかと暖かく心地よい季節がやってきました。春と言えば、新しい学校やクラス、入社などなど、様々な出会いが待っています。もしかしたら、一生忘れられない出会いがそこにあるかもしれません。年齢を重ねると、新たな出会いの数は少なくなるもの。だからこそ、若い方は特にその出会いを無駄にせず、未来につなげていって欲しいものです。

ところで、私たちを日々楽しませてくれるドラマ作品の中にも、たくさんの出会いが描かれています。ストーリーの結末は印象に残りやすいものですが、逆に出会いの場面って覚えていますでしょうか?今回は、「印象的なドラマの出会い」について、特に心に残っている場面を5つピックアップしてみます。あの作品のあの二人が出会ったシーン、思い返して懐かしがってみてはいかがでしょうか?

山田剛司・青山沙織(エルメス)/『電車男』

印象的な出会いの場面と言われて真っ先に思い出したのが『電車男』でした。2005年にドラマ化されたので、もう12年も前の作品になります。そんな『電車男』から、主人公のオタク青年「山田剛司」と、ヒロインのエルメスこと「青山沙織」の出会いです。

アニメオタクとお嬢様。もともと交わることのない人生を送っていた二人が出会ったのは、タイトル通り「電車の中」でした。秋葉原の駅でアニメグッズを袋一杯に抱えて電車に飛び乗る主人公。座席に座った彼は、目の前で静かに本を読む美女に目を奪われます。そう、その美女こそが同作ヒロインのエルメス。にやけ顔で彼女を見つめる彼は、あろうことか“ガラスに映る自分”と“目の前に座る彼女”を近づけるために、少しづつ横にずれていくという変態行動に・・・。

そんな時、突如現れる酔っ払い。案の定、「姉ちゃん可愛いね〜」とエルメスに絡んでいきます。嫌がるエルメス。何も出来ずにただ見守る乗客たち。そこで立ち上がるのが我らが電車男「山田剛司」です。震える声で「やめろよ」と一言。もちろん酔っ払いに詰め寄られ、簡単に投げ飛ばされてしまうのですが・・・。

結局は乗り合わせたサラリーマンが酔っ払いを取り押さえて一件落着。酔っ払いが駅員に連れていかれたあと、「大丈夫ですか?」と声をかけるエルメス。二人が初めて声を交わした瞬間でした。コミュ障のアニメオタクとお嬢様のその後は、是非ご自身の目でお確かめください。(ちなみに、酔っ払いを取り押さえたサラリーマンもまた電車男なのです)

牧野つくし・道明寺司/『花より男子』

お次は、学生恋愛ドラマの代表作『花より男子』から、ヒロインの「牧野つくし」と、究極の俺様キャラ「道明寺司」の出会いです。抜群のルックス、そして圧倒的な(親の)財力により、学園のトップに君臨する4人の男子生徒、通称「F4(エフフォー)」。その「F4」のリーダーが「道明寺司」。そして、そんな学園に入学した貧乏ヒロインが「牧野つくし」です。スクールカーストのトップと底辺。これまた普通なら交わることのない二人ですが・・・、事件は学食で起こるのです。

学食で昼ご飯を食べているつくしと友達。そのそばを通りかかった「F4」の4人。もちろん彼らにとって、つくしやその友人などまったく眼中にはないのですが、きっかけとなる事件を起こしたのは、つくしの友達でした。彼女が食べ終わった食器をトレーに乗せて運ぼうと立ち上がった瞬間、目の前にいたのが俺様王子「道明寺司」。彼の胸にトレーがぶつかり、あろうことか彼の制服を汚してしまうのです。

「日本を支える道明寺財閥の跡取りだぞ?日本の未来を何だと思ってんだ?」と脅し、恐ろしい形相で怒鳴り散らす彼に、友達はもちろん周りも何も言えません。そこに割って入るのが「牧野つくし」。おびえながらも「やめてください」「許してあげてください」と、友達を必死にかばうのです。

そして無言で立ち去る道明寺とF4の面々。これが二人が互いを認識した出会いの場面でした。そして次の日の朝、つくしのロッカーには・・・。物語が始まります。

雨宮蛍・高野誠一/『ホタルノヒカリ』

こちらは厳密には「初めての出会い」というわけではないのですが、“本当の彼女”との出会いという事ではギリギリセーフかなと。印象的なシーンでしたので、あえてピックアップしてみました。名作『ホタルノヒカリ』から、ヒロインの「雨宮蛍」と彼女の上司である部長「高野誠一」。二人が同居を始めるきっかけとなったシーンです。

よんどころない事情により実家で一人暮らしをする為、久しぶりに実家に戻った高野部長。玄関を入ると女性ものの靴が散乱しています。予期せぬ状況に驚きながらも家の中へ。すると、食べ残しや洋服などが散らかった部屋の中に不穏に動く新聞紙の山が・・・。

「きょわい」と怯える高野部長の目の前で、新聞紙の山からモゾモゾと這い出してきた物体こそがヒロイン「雨宮蛍」でした。そして、そこにいるのが自身の会社の上司であることに気付く「雨宮蛍」。一方の高野部長も、目の前の干物女がいつも会社で仕事をてきぱきとこなす、しっかりものの自分の部下である事に気付きます。

状況を把握しつつも動揺を隠せない部長に対し、「お部屋、ひとつ空いてますよ」「一週間くらいならいていいですよ」としばらくの同居を提案する「雨宮蛍」。「ありがとう」とお礼を言いながらもすぐ「違うだろ!」と見事なのり突っ込みを見せる高野部長。二人の波乱の今後を予感させる素敵な出会いでした。

桐谷修二・小谷信子/『野ブタ。をプロデュース』

亀梨和也さんと山下智久さんの12年ぶりのタッグが話題のドラマ『ボク、運命の人です。』。今回は、その二人が12年前に共演した伝説のドラマ『野ブタ。をプロデュース』から、亀梨さん演じる主人公「正木誠」と、堀北真希さん演じるヒロイン「小谷信子」の出会いをピックアップしてみました。

自転車で颯爽と駆け抜ける学校の帰り道。ふと自転車を止め、どこか普段と違う景色に気が付く誠。彼にとってずっと唯一の癒しの場所だった柳の木が無くなっていたのです。「ない!柳がない!なんで!?」と取り乱す誠。しまいには川の魚に問いかけるほど取り乱した彼の目の前に、そろそろと物陰から現れたのがヒロイン「小谷信子」でした。

その怪しげな見た目と雰囲気、そして自身の混乱からか、誠は「まさか・・・柳の精?」と勘違い。一方の信子は、柳の木が昼間に抜かれてどこかに持っていかれた事を誠に伝えて微笑むものの、その不気味な笑顔を見た彼からは「お腹が痛いんですか?」と言われる始末。

結局、怯えた誠は自転車で必死に逃亡。これが二人の最初の出会いでした。その後、この暗く怪しい少女が彼の通う学校に転入し、二人のイケメンの手によって力強く生まれ変わっていく姿。ぜひ、ご自身の目でお確かめください。

桜井広海・鈴木海都/『ビーチボーイズ』

今までの4組は、男女の出会いの場面でしたが、出会いとは何も男女間の話だけではありません。ひとつくらいは同性の出会いをチョイスしてみようと選んだのが、名作『ビーチボーイズ』から「桜井広海」と「鈴木海都」の二人。最終的にはライバルであり親友となる、この超絶イケメン二人の出会いの場面。音楽と映像がとても心に残っています。

竹野内豊さん演じるエリート商社マン「鈴木海都」は、自身のプロジェクトで失敗してしまい、休養のために民宿ダイヤモンドヘッドへ。向かう電車からふと窓の外に目をやると、線路わきの道を走るおんぼろの車が一台。同じような速度で走る電車と車。しばらく続く電車と車のデッドヒートは、ガス欠によって車が止まり、終止符が打たれます。

その車に乗っていた男こそ、反町隆史さん演じるもう一人の主人公「桜井広海」です。電車を降りて駅からタクシーで民宿に向かった海都は、ガス欠の車を手で押しながら歩く広海を見つけ、タクシーを降ります。これが二人の出会いの場面。その後、海都と広海が二人で車を押しながら、ゆっくりと坂道を上がってくるシーンは、なぜだかとても鮮明に覚えています。

そして、下り坂で止まらなくなった車にしがみつきながら、民宿の看板を破壊し海にダイブ。そんな二人の姿をあきれ顔で見つめていたのが広末涼子さん演じる和泉真琴。こうして忘れられない夏の物語は始まったのです。

というわけで、今回はたくさんのドラマ作品の中から、特に印象的だった「出会いの場面」を5組ピックアップさせて頂きました。春は出会いの季節。ドラマや映画のような素敵な出会いが明日に待っているのかもしれません。偶然の出会いを未来につなげるのは自分次第。この記事を最後まで読んでくれたあなたに、幸せで素敵な出会いが訪れますように。

記事:猫狸犬虎


そういえば、どのドラマも見てみたいと思いながら、時間が無くて見られなかったんだった。

レンタルして見てみようかな…時間に余裕ができたら=仕事が慣れたら。

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現場飯

2017年04月26日 12時05分00秒 | つれづれに
2回目の現場は雨の中。

今日はちゃんと休憩がとれる。



ほかのドライバーには「必要ない」と言われたんだけど、念のため雨ガッパを買っておいてよかった〜。(^_^;)
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【野口裕之の軍事情勢】サヨクの憲法信仰と金正恩氏の核信仰 どっちがマトモ? 危機でも動じぬサヨクと韓国メディアの秘密

2017年04月25日 22時11分01秒 | コラム・ルポ

【野口裕之の軍事情勢】サヨクの憲法信仰と金正恩氏の核信仰 どっちがマトモ? 危機でも動じぬサヨクと韓国メディアの秘密 

 

【野口裕之の軍事情勢】サヨクの憲法信仰と金正恩氏の核信仰 どっちがマトモ? 危機でも動じぬサヨクと韓国メディアの秘密 

原子力空母「ロナルド・レーガン」艦上でスピーチするペンス米副大統領=4月19日、横須賀基地(古厩正樹撮影)

(産経新聞)

 一連の朝鮮半島危機を通じて、日本のサヨクや韓国のメディアに関して様々な「新発見」があった。

 まずは日本のサヨク。北朝鮮・朝鮮労働党の金正恩委員長との共通性に気が付いた。日本のサヨクは「日本国憲法第9条さえあれば平和を維持できる」と、正恩氏は「核・ミサイルさえあれば政権を維持できる」と、それぞれ固く信じる。もっとも、各々の見立てについて判定すれば、日本のサヨクの思考回路は狂っており、正恩氏の思考は結構「まとも」だ。なぜか−。

 中国が北朝鮮の非核化に関する説得に失敗し、北が長距離弾道ミサイル(ICBM)の推進力や大気圏再突入といった技術の確立を視野に入れれば、米国は北が核兵器運用国へと化身する前の「最後の機会」ととらえ、先制攻撃を迷わない。北が核先制&報復能力を持てば、米国は米朝対話を通じて金正恩政権に核保有国のお墨付きを与え、平和条約を結び、政権存続を認めよう。北朝鮮はその後、怒濤の勢いで核兵器大国へと突っ走る。米国が犠牲を覚悟し、北朝鮮を武力でねじ伏せても核開発を止めさせるのか? はたまた、武力行使を放棄して核大国へと向かわせ、戦争以上に長く続く恐怖の時代到来を許すのか? 小欄に、そんな分析を載せる時機は去った、のである。

 凶暴な北朝鮮同様、国際社会に厄災をもたらすのが日本のサヨク。米国が核・ミサイル開発成功が間近の北朝鮮に先制攻撃を加えれば、「対話路線を踏み外す暴挙」などと、左傾政党が俄然ハッスルし出す「国会おバカ騒動」が目に浮かぶ。むしろ、憲法9条で身動きの取れぬ日本は、北朝鮮にとり格好のいたぶり相手だ。 

 1994年の第1次核危機以来、23年もの長きにわたり、日米などは「対話」の努力をしてきた。北朝鮮は「対話」の度に、経済・エネルギー援助をたかり→揚げ句に裏切り→時間稼ぎの裏で核・ミサイル開発を「順調」に進めた。2003年を起点に9回にわたり繰り返した中国やロシアを交えた6カ国協議は、国際平和にいかなる進展ももたらさなかった。まさに、核兵器運用国を誕生させる、国際社会における「下克上」成就への時間を提供しただけであった。

 緊迫の度が日に日に高まる中、4月18日に来日したマイク・ペンス副大統領は、安倍晋三首相に語りかけた。

 「米国は日本と同じように平和を希求しています。しかしながら米国は同時に、平和は力によってのみ初めて達成されるということを理解しています」

 わが国は、北朝鮮の核兵器運用国化阻止に向け、同盟国・米国とともにハラをくくる戦後初めての危機を迎えたのだ。

 ただし、日本国民の多くはペンス氏が語った前半の一節は理解するが、後半の一節との表裏一体=一対の関係をいかほど理解しているかは疑わしい。暴力国家を向こうに回す外交は、「力」を背景にする他ない。だのに、日本は「平和」を支える源が「力」だという真理に、今もって向き合わない。朝鮮半島で平和裏に進める非核化は、もはやついえようとしている。日本もまた安全保障観への学習が「時間切れ」のまま、未曾有の危機に突入せんとしている。

 重箱の隅

 米国が北朝鮮に先制攻撃を加えれば、「対話路線を踏み外す暴挙」などと、日本の左傾政党が騒ぎ出す「国会おバカ騒動」は前述した。委員長席に詰め寄る際の小道具=プラカードや乱闘で破れても良い安価なスーツを既に購入済みかもしれない。鏡に向かって、カメラ目線を練習する女性サヨク議員がいても不思議はない。

 と、ここでハタと思った。「国会おバカ騒動」グッズの購入も、カメラ目線の練習も、一触即発の「東アジア情勢を予見」した結果の事前措置。外交・安全保障の事前学習の集積が不可欠だ。民進党などに「東アジア情勢を予見」するだけの意欲・能力はない。従って、「おバカグッズ」はもちろん、政策の用意などない。でなければ、国家存亡の危機とはまるで無関係な国内問題をネチネチと質問し、いたずらに議論を引き延ばしはしないはず。

 今次小欄は、来るべき朝鮮半島危機→有事前夜に、わが国の立法府で繰り広げられる「おバカ騒動」のシナリオを先取りしてみる。これぞ、まことの「茶番劇」だ。

 金正恩氏が限定戦争に込めた警告を見誤ったり、米国の先制攻撃失敗で報復能力が残存したりすれば、在日米軍基地&わが国都市部への核・化学ミサイル攻撃やテロの確率は一気に高まる。『ウォー・シミュレイション 北朝鮮が暴発する日』(新潮社)が示す数字には息を呑む。12キロトン級(広島型は15キロトン)核兵器が投下されると―。

 (1)爆心地=東京・国会議事堂付近なら死者42万3627人

 (2)爆心地=大阪・梅田付近なら死者48万2088人

 以上は米シンクタンク・ヘリテージ財団の協力を得て、米国防総省が利用する軍事シミュレーション・ソフトを活用した試算。化学剤を積んだミサイルの被弾でも、万人規模の犠牲がでるが「そのとき」日本はどうするのか?

 さすがに、森友学園のごとき国家存亡とはまるで無縁な国内問題を、左傾野党が国会で続行するとは思わない。が、明らかに《武力攻撃事態》であり、法的にも、米軍の支援があれば能力的にも反撃は全く不可能ではないのに、この期に及んで「日朝協議で平和的解決を」などとサヨク政治家が主張し始める。

 ミサイル攻撃で凄まじい数の日本人が死ぬまでには、きっと伏線がある。朝鮮半島がキナ臭くなっても、サヨク政治家の目は半島ではなく国内に集中する。安全保障関連法が2016年に施行され、朝鮮半島情勢が《放置すればわが国に対する直接の武力攻撃に至る恐れがある》と《重要影響事態》を政府が認定すると、自衛隊は米軍に弾薬の提供を含め後方支援できる。ところが、サヨク政治家は「日本に飛び火する確証は何か?」などと国会質問し、政府認定を引き延ばして、自衛隊を国内に隔離する。合法的な対米兵站支援もままならぬ「同盟機能低下危機事態」が頭をよぎる。

 一転、3万8千人もの在韓邦人に危険が迫ると、自衛隊主導の救出には反対しづらくなる。けれども、情緒的反対のヤマを築き、本質的な安全保障政策とは無縁だった左傾野党は具体的計画を提案できない。他方、政府・与党も対策に窮する。

 確かに、クリントン政権時の核危機を受け、関係省庁が邦人退避計画を作り、更新を重ねた。しかし、多くの課題は解決されず放置され、在韓邦人との実動訓練もしていない。 

 在外米国人の救出・収容の圧倒的なノウハウを蓄積する米国ですら、在韓民間米国人の脱出訓練を毎年実施。昨年11月には7年ぶりに、在日米軍基地まで実際に避難・誘導する訓練を復活させた。今年1月には、在韓米軍の家族が、核シェルターの完備が観測される沖縄県内の米軍基地への避難訓練を経験。対化学・生物兵器用防護服の装着も実習した。

 備えを怠ってきたわが国は、イスラム武装集団がアルジェリアのプラントを急襲し、日本人10人が死亡した2013年の人質事件後、自衛隊を活かす最低限の態勢を整えた。自衛隊法改正で在外邦人の陸上輸送を可能にし、安保関連法で保護や輸送時の妨害を排除をする警告射撃も認められた。

 2月には、自衛隊が安保関連法に基づく国外初の在外邦人保護訓練をタイ軍基地などで行った。仮想国で災害が起き、政情不安に陥った想定。退避した邦人と米国人を米軍やタイ軍と連携して保護するシナリオも盛り、軽装甲機動車などで警護して空港に送り、輸送機に乗せた。安保関連法で、自衛隊は人質となった邦人の救出も許されるが、タイでは見送った。

 親日国タイでの邦人保護はスムーズでも、韓国では自衛隊の入国を、反日的国民の顔色をうかがう韓国政府が拒否する恐れが高い。そればかりか、自衛隊に代わり米軍が救出・誘導した邦人を日本に輸送すべく出動する空自機や海自艦の着陸・接岸さえ許可せぬ懸念も残る。韓国政府は、旭日旗を掲げた海自艦が釜山港に入る雄姿を想像し、今から脅えていることだろう。

 課題は韓国側の難色の他、日本国内にもある。戦況次第では、憲法・法律上の要件をクリアできず、自衛隊が戦時の朝鮮半島に近づけないケースが想定される。残念だが米軍に邦人輸送を依頼する方向となる。

 当然ながら、米軍艦が在韓邦人らを乗せ公海上を日本へと航行中に朝鮮人民軍の攻撃を受ければ、米軍艦を護衛する自衛隊は安保関連法上、反撃できる。だが、《わが国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、わが国の存立が脅かされ、国民の生命などへの明白な危険がある》死活的状況を前に、政府が《存立危機事態》を認定する前提が立ちはだかる。《重要影響事態》でもダメ出しする左傾野党は、より高烈度の存立危機事態認定の阻止に向け、国会で重箱の隅を狙う得意の(というか、それしかできない)精密誘導=ピンポイント攻撃に移る。

 反日エネルギー

 韓国政府が自衛隊を受け容れぬ理由は「反日」以外にも予期される。朝鮮戦争(1950〜53年休戦)時の李承晩大統領(1875〜1965年)に象徴されるが、韓国の為政者は危機に際して真っ先に遁走する。最高司令官の遁走にパニックを発症し、もともと弱い軍も潰走してしまう。国内は混乱の極みで、日本人どころではなくなる「文化」は、数々の歴史が証明する。

 韓国人は有事には弱いが、平時にはめっぽう威勢が良い。別の表現に置き換えると、こうなる。

 《居宅(韓国)のドアを、武装強盗(北朝鮮)が蹴破って侵入せんとする最中に、ドアを押えるでもなく、隣家(日本)に向かい『強盗がきたのはお前(日本)のせいだ』と、ヒステリックにわめきちらす》

 安倍晋三首相が朝鮮半島有事で、日本への難民流入対策を検討していると、至極もっともな危機管理のイロハを明らかにすると、韓国外務省報道官が不快な不快感を示した。いわく−

 「仮想の状況を前提とし、誤解をまねき、平和と安定に否定的な影響を及ぼし得る言及は自制すべきだ」

 エッ??? 言い間違いで、正しくは次の様に言いたかったのでは…

 「超緊迫の状況を前提とし、韓国人難民に備え、平和と安定に効果的な影響を及ぼし得る言及に感謝すべきだ」

 報道官のコメントは、韓国メディアのこんな質問への答えだが、政府が地元メディアに引きずられる構図も日常の光景だ。

 「外交的に相当な問題発言だと思うが、憂慮や遺憾の表明をしたのか?」

 その他、韓国メディアは「日本が危機をあおっている」「緊張をあおるような低水準の稚拙な言動」などと、批判を展開した。「危機」でも「緊張」でもないとすると、現下の情勢をどうとらえているのだろう。18日付の朝鮮日報・社説に“答え”を見付けた。

 《少女像(慰安婦像)に対する感情的な腹いせにしか聞こえない》

 そっちか。北朝鮮への警戒より、自国の歴史を粉飾する反日エネルギーが勝っているのだ。同時に、韓国から臭ってくるのは「在韓米軍もいるし、朝鮮半島有事は起こらない」といった裏付けのない「期待感」。「憲法9条があれば戦争は起きない」と「期待」する、わが国のサヨクと、まるで「兄弟」のごとく酷似している。英国の作家にしてジャーナリストのジョージ・オーエル(1903〜50年)の言葉を「兄弟」に贈りたい。

 「平和主義者たちが暴力を放棄できるのは、他の人々が彼らに代わって暴力を行使してくれるからだ」


おもしろい読み物だねぇ…って書いたら怒られるかな? 

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“反日”病の韓国は「北東アジアの患者」…ソウル60km先に北朝鮮、情勢緊迫も薄い危機感

2017年04月25日 21時52分39秒 | ニュース

“反日”病の韓国は「北東アジアの患者」…ソウル60km先に北朝鮮、情勢緊迫も薄い危機感

“反日”病の韓国は「北東アジアの患者」…ソウル60km先に北朝鮮、情勢緊迫も薄い危機感

韓国の米空軍烏山基地の上空に飛来したB1戦略爆撃機(中央)=2016年9月13日(米軍提供)

(産経新聞)

 北朝鮮による6回目の核実験実施が警戒され、この週末は、すわ朝鮮半島有事の出来か、と懸念された。結果的には核実験もそれに対する米国の攻撃も起こらなかったが、“緊迫の週末”を通して見えてきたのは韓国の危機感の薄さだ。韓国メディアは、有事の際の在韓邦人(約6万人)の救出を心配する日本に冷ややかな視線を向けているが、韓国こそ軍事境界線を挟んで向き合う「当事国」。それなのに主要国との外交関係は行き詰まり、経済も停滞する状況に「東北(北東)アジアの患者」と自省する声も出始めた。

 ■日本に皮肉 危機感の薄さ

 韓国紙中央日報(日本語電子版)は14日、「日本の安保アレルギーは理解するが…」と題したコラムで、「日本で韓半島(朝鮮半島)危機説をあおる発言をするのは別の問題だ」と、日本が危機説をあおっているとの見方を示した。

 安倍晋三首相が13日の参院外交防衛委員会で「北朝鮮がサリンを弾頭につけて着弾させる能力を既に保有している可能性がある」と発言したことを「韓半島情勢を攻勢的防衛戦略と防衛力整備に活用しようとする意図がみえる」と批判を込めて取り上げた。

 さらに自民党の石破茂元幹事長が「(朝鮮半島有事の際)ソウルは火の海になるかもしれない」と発言したことなども取り上げ、「日本の行き過ぎた危機意識や対応は周辺国の疑いを招くだけだ」としている。

 しかし、軍事境界線のある板門店とソウルの距離はわずか60キロ。ミサイルなど使わなくても国境付近に備えられた長距離ロケット砲で、ソウルはまさしく火の海になってしまう。そこに化学兵器でも搭載されたら…被害の深刻さは言うまでもない。

 朝鮮半島に詳しい専門家は「われわれはつい、大陸間弾道ミサイル(ICBM)とか、最新技術に目を奪われがちだが、むしろ気にかけねばならないのは化学兵器だ」と指摘する。

 北朝鮮はサリンや神経剤VXを含む化学兵器を2500〜5000トン保有しているとされ、実際VXを使った殺人(金正恩朝鮮労働党委員長の兄、正男氏)が起きたばかり。

 先の専門家は「神経剤VXによる殺人事件があったというのに、『安倍首相の発言は行き過ぎている』と決めつけるのは危機感がなさすぎるのではないか」と指摘する。

 防衛省の元幹部も「韓国社会の問題はいまだもって『主敵』を見極められずにいるところだ。歴史的経緯から、何かと日本を敵視するが、本当に敵視しなければならないのは北朝鮮だ」とため息をつく。

 ■「東北(北東)アジアの患者」と自省の声も

 朝鮮半島が緊迫しているときに肝心の韓国は大統領選の最中で、政府機能は限定されている。

 大丈夫なのか?と「周辺国の疑い」を招いているのはむしろ韓国の方かもしれない。

 こうした状況に自省の声も出ている。

 朝鮮日報(同)は9日、論説顧問の筆による「韓国はこのまま『東北アジアの患者』になってしまうのか」と題したコラムで、「20年前と変わらず大統領たちは青瓦台を出て刑務所に向かう」ことや北の核の脅威が変わらない、韓国社会がこうした問題を「そのままに」してきたことを嘆き、「米国との関係は昔のようにはいかず、日本との関係は最悪で、中国との関係は断崖絶壁に立たされたも同然だ」と危機感をあらわにしている。

 コラムでは、経済の停滞も含めたこれらの「そのまま病」の根本には、意外にも「変えようと思ったらいっぺんに全部大掃除しなければならない」という昔からの「急進的な思考回路」にその原因を帰している。

 前政権や為政者の政策を洗いざらい否定することで、受け継がれるべき要の部分まで否定されるからだという。

 筆者はさらに、現在の大統領選候補者たちが、大統領制度の改革を含む憲法改正に否定的なことも取り上げ、米国憲法が1条項だけを変更する形で改憲を積み重ねてきたことを例に「一気に」ではなく「段階的変化」を提案しているが、政治家や有権者らにどれだけ響くのだろうか。

 「リーダーと国民が『洗いざらい』『一度に』『すっきり』といった考えから目覚める事ができない限り」、韓国の病は深刻化していく、とコラムには諦念も漂う。


結局は同一民族だから…なのかねぇ。

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