
〈介護〉 “ケアする人”のケア
2018年6月13日 聖教新聞
NPO法人 UPTREE 代表 阿久津美栄子さん
「家族介護 一人で悩まないで!」と呼び掛けて介護者を支援する、NPO法人UPTREE代表の阿久津美栄子さん。自身の介護経験が活動の原点となった阿久津さんに“ケアする人”への取り組みを聞きました。(写真は本人提供)
当時37歳の私は、4歳の娘の育児に励む毎日。祖父母が90代で亡くなっていたので、まだ70代の母の介護は“先の話”だと思っていました。
ところが、その母の世話は実家の父や兄ではなく、私が中心的な役割を担う「主たる介護者」に。大阪から電車で片道約7時間かかる、遠距離介護が始まったのです。
最初に感じたのは、私には介護の知識と情報の蓄えが、全くないこと。頼みの綱は、介護経験のある友人一人だけで、自分では分からないことを教えてもらいました。
一方、多くの“ママ友”は介護未経験で、悩みを話すと「精神科に行けば」と言う人も。悪気のない一言ですが、私は孤独になり心身共に追い込まれていきました。
それでも「余命3カ月」と言われたので、必死でした。最終的に母は4年ほど長生きしましたが、その頃の私には喜びもなく「母を死なせてはいけない」といった感情が。あるはずない“永遠の命”を求めていたのでしょう。
訪れる「親の死」と向き合わず、避けていた――やがてこれが良くなかったと思い知ることに。晩年は父も要介護状態で、母よりも先に他界。その2カ月後には母も逝き、短い期間に父母との死別を迎えたことで、激しい喪失感に襲われたのです。
喪失から立ち直る過程には①否認②怒り③取引④抑うつ⑤受容――の5段階があることを知り、自分の状況を客観的に捉えることで、元気を取り戻していったのです。
父母は、すでに本人の意思を確認できない状態で介護が必要となり、私は「とにかく生きてほしい」思いで奮闘。看取った後に罪悪感を抱き、親子の最後の時間を「もっと大切に過ごせばよかった」と後悔したこともあります。
介護保険制度は、施設等を利用する“ハード面”の支援が充実してきました。でも、家族関係や死別の心構えなど“ソフト面”の支援は、まだ不十分ではないでしょうか。
実際、当法人では家事援助や買い物代行の依頼よりも、「老老介護の現状を子どもに伝えられない」「要介護者をつい怒ってしまう」といった相談が多いのです。
「一人で抱えないこと」とは家族介護者によく言われるアドバイスですが、家庭内の悩みは、誰にでも話せるものではありません。また経験者でないと、なかなか理解できないこともあります。
そこで私は、家族介護者が悩みを分かち合える場として「ケアラーズカフェ」を開設しました。仲間とお茶などを飲みつつ、介護の苦労話にも花が咲くようなカフェ。介護者が本音を話せる場であり、孤独解消にも有効です。
カフェの運営は主に、当法人の講座を受けた「サポーター」と呼ばれる人々が行い、ほとんどが介護経験者。地元の主婦が多く、地域内にある社会資源に詳しいのも頼りになるでしょう。
“ケアする人”へのケアが必要なのは、介護者だけではありません。私たちスタッフは、サポーターが相談内容を一人で抱えないようカフェの閉店後、なるべく皆で共有。一人の負担を軽くすることで活動を継続させています。
そこで、介護の始まりから終わりまでを①混乱期②負担期③安定期④看取り期――と四つに区分した「介護ロードマップ」を作成。要介護者が認知症の想定で、進行は人によって異なりますが、目安になるはず。先を見据えることで、将来の不安や後悔も減ることが多々あるのです。
一昨年、このロードマップ等を収めた母子手帳の介護版ともいえる『介護者手帳』を出版しました。やるべきことを見える化し客観視するのに役立ちます。介護者の日々の思いを書く欄もあり、本音をつづると悩んでいた気持ちも整理されていくでしょう。
皆さんに勧めたいのは、介護中の思いを書くこと。父も母が倒れた後、自分が倒れるまで書いていました。自身のがん再発を家族に黙っていた父。つづられた記録は、どんな思いで母を支えていたかを知る、私の“宝物”です。
唯一の休みをとられる疲れ…って書くと、贅沢に思われるかもしれないけど、認知症ではないのが救いかなぁ。
ほんと、このコラム(記事?)は役に立つ…っていうか、自分にとって記事にあるカフェ的なものかもね。
でもここのところの猛暑で、シナシナになったんだとか、にんじんが。(^_^;)

でも味はあまくて、いくらでも食べられそうだよ。(*^^*)
カミさんの気分転換は料理みたいだけど、夕飯ではお手製ハンバーガーも登場。

カミさんいわく「犬のエサ」というマルシンハンバーグでつくったらしいけど、オレにとっては青春の味なんだけどねぇ。
(●`ε´●)
そして相変わらず酔っ払ってさっさと寝てしまうわけだ。
いくらオレの気分転換は、台所の片付けと洗濯とはいっても、鍋を使いたいだけ使い散らかすこの状況では。(# ゚Д゚)

何か言うと「私は更年期だから…」って返してくるけど、更年期って言えば何でも許される !?
まぁ今月はエアコンを買ったからねぇ。

毎月、請求書が来るたびなんだけど、今回はいつまで続くかな、手作り弁当。(^_^;)
こんなにハンコを押したのは久しぶり…ぐらいに大変だったよ。(^_^;)
これが昼過ぎまでかかって、アタマは飽和状態になっちゃった。
今日は家族みんなが休みなので、少し遅くなってしまったけど、バスで駅前まで飲みに出かける。
近くのバス停から、乗ってみたかった観光循環バスで駅前まで。
みんなに付いていったら餃子の王将に到着。
何はともあれ、まずは生ビール!(^^)


娘にすすめられて王将コンボを注文!

結局、生ビールは一人あたり3杯でした。(^o^)

今日も猛暑だったけど、こういうのがあるから頑張れる…。(^_^;)