こんにちは、しょうこです。
妊活患者様から聞かれる質問Q5です。
Q5,私生活で気を付けることは?
A, 睡眠、運動
当たり前のことですが、睡眠はとっても大切だと感じます。
睡眠がキチンと取れている方はやはり元気です。
逆に睡眠時間が極端に少ない方はとっても体調が弱っています。
最近はコロナ禍で帰宅が遅い方が減っているように感じますが、以前はご主人の帰りが夜中になり
自宅でご主人の帰りを待っていて、そこから夕食をあたためて食べさせ、片付けて寝るのが夜中の1時、2時に!
朝も早く結局1日4、5時間位しかまともに寝る時間がない。
っという42歳の妊活の方がおられました。
彼女は声も細く、ふ!っと息を吹きかけると倒れるのではないか。と思うほど疲れていました。
そんな体調ですので、この1年以上採卵を繰り返すも育たなかったり、空胞ばかりが続き妊活が進まない。
と訴え来院されました。
「ご主人に食事位温めて勝手に食べてもらうこと。片付けは翌朝すること。」を夫婦で相談してもらい、ご主人の帰宅時、目が明くけど布団から出ずに声だけかけてまた寝る。と言う生活にしてもらうとドンドン元気になっていかれました。
自宅でお灸も行ってもらい。お腹の反応も全体的に良くなるとすぐ卵子にも変化が!
良い卵が採卵でき⇒移植⇒妊娠⇒無事出産(体力なく結局帝王切開になってしまいましたが)
ご主人の協力もあり睡眠時間を延ばせたのは体調管理に大きな影響を与えたと思っています。
妊活中はもちろん、妊娠した時、産後もご主人(また同居家族)の存在はプラスにもマイナスにも転じます。
妊活中からご主人には一人でもある程度の家事ができるように教えておく必要があります。
今時家事が出来ない男性は珍しくなりましたが、もしもご主人が全く家事をできない方は想像してみてください。
妊娠中もしも入院することになったら。
産後入院中はご主人はしばらく一人暮らしに。
二人目妊娠したら上の子の世話を任せられる?
その時でいいか!と思っていると結局できないまま奥さま一人で子どもの世話をして、バタバタしながらご主人の世話もして。
なにもできないご主人はかえって邪魔でしかない存在になってしまいます。
洗濯、炊飯、あたため、簡単な食事位できるように妊活中にご主人にも教えてあげるのも大切だと感じます。
後は適度な運動です。
運動不足になると代謝機能の低下や血流が滞りやすくなったりします。
また40代の妊活さんで体力がないと、妊娠の維持やお産が体力が心配されます。
まずは睡眠時間を確保して、適度な運動を取り入れてみてください。
他にも食事やセルフケアも大切ですが、それは他のQ&Aにてご案内しておりますのでそちらをご確認くださいね。