COCORO便り

大阪市西区新町、四ツ橋・心斎橋近く こころ はり灸治療院。
スタッフでつづる「こころ」に残った出来事日記

不眠・睡眠障害 (イナ)

2007年01月16日 | 健康
睡眠は眠れない人にとって大変なストレスと疲労をもたらします。
不眠の改善に多くの方は、睡眠しやすい環境を整える事に重きをおきます。
枕を代え、光を調節し、香りで環境を整える。
あらゆる事に気を使うものの眠れない…
または眠りが浅く、すぐ目が覚める…
これでは仕事をバリバリしたくても、なかなか疲れも取れないですよね!

じゃあ、環境を整える事にプラスして、原因解消に力を注いでみてはいかがでしょうか?
一言に「不眠」と言っても、様々な症状や状態が考えられます。

例えば、

1. 無呼吸症候群で夜中に息苦しくなり目が覚める・・・

2. 頻尿でトイレに行きたくなって目が覚め、それから眠れない・・・

3. 夜になると色々考えてしまい、神経が高ぶり、寝付きにくい・・・

4. 寝付きやすいように晩酌を!でも、1・2時間すると目が覚めてしまい眠れなくなる…

5. 訳もわからず目が覚める


など、睡眠障害も様々な症状があり、それに対して様々な治療法があります。
簡単に睡眠薬で眠りを誘発させるのも良いでしょう…
でもそれでは対象療法であり、治療にはなっていないのではないのでしょうか?

例.1や2の状態が引き起こす不眠は、原因である無呼吸症候群や
頻尿を治療する事で眠ることができます。

例.3の状態は、最初に紹介した「環境を整える」だけでも、大分解消されます。

例.4は、眠れないか方が多くとられる方法ですが、
アルコールが切れる事でまた目が覚めてしまいます。

ですから、例4の方は5の状態の方と同じように別のところに原因がかくれています!

では、4や5の方は何処に問題があるのでしょうか???

実は耳(平衡感覚)が大きな要因を占めていると考えられています。
鍼灸学会でもいくつかの実験が組まれて発表されていますが、
左右にある耳の持つ機能(平衡感覚)が狂う事で、
寝ている間も身体を揺さぶられるような感覚におちいり目が覚めたり、
脳が休まらず、眠れる状態につきにくくなったりします。

このような耳(平衡感覚)のトラブルは発展した医学においても、
症状が発見・治療されにくいのが現状です。
でもそれらのトラブルは耳の中を覗かなくても簡単にチェックできますし、
日々のケアーで解消できます♪

自分で出来る「平衡感覚チェック」を1つご紹介します

天井を見てください。次に目を閉じ、片足立ちになります。
さて、ここから10秒数えてみましょう!


あなたは、よろけることなく10秒立っていられましたか?
これが出来なかったあなたは、平衡感覚が乱れている可能性があります。
すなわち、不眠症になる可能性を秘めています。

そんな、あなたでも大丈夫!
平衡感覚を整えるツボを刺激する事で、スムースな睡眠へと繋がりますよ♪
平衡感覚を正常に整え、一日の疲れをしっかり取れる睡眠へと導きたいものですね
コメント
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