ものさしの単位

こんなことがありました。こんなこと思って過ごしてます。

文楽鑑賞

2008-08-01 23:00:00 | 演劇
 年齢を重ねますと、嗜好が変化して参ります。

 ついに私もおばちゃんを通過、おばあちゃんな域に足を踏み入れ(笑)

 文楽を鑑賞して参りました。


 
 国立文楽劇場 (大阪の日本橋にあります)


 ご存知でしょうか?

 文楽とは・・・ 人形浄瑠璃。もっと簡単に言うと人形劇で、

 "『太夫』、『三味線』、『人形遣い』で成り立つ三位一体の演芸"

 です。 (エラそうに書いてますが、後から調べました。)


 まさに三位一体となって、お話が展開して行きます。



 人形は、当たり前ですが、表情が一定ですので、

 動きだけで喜怒哀楽を表現するんですね。

 女性の人形なら、ほんと手の先の動きまで色っぽいの。


 三人がかりで一体の人形に命を吹き込む。

 最初は人形遣いの人が気になって、注目してしまいましたが

 しばらく経つと人形しか目に入らなくなります。



 
 人形を持たせてもらいました。めっちゃ手ぇ出てるし..。



 太夫が語る浄瑠璃の言葉は少し難しいけど、

 舞台上部に字幕が出るようになってるので、ストーリーもちゃんと

 理解できましたョ。



 最後は、太夫5名、三味線4名と大人数で、迫力がありました。

 三味線の音も、キレイに揃う演奏も、気持ちよかったです。

 やっぱり生の音っていいなー。



 古くから伝わるものに最近なんだか惹かれます。
 また伝統芸能にも触れる機会があればと思います。



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 近松門左衛門=作 二代野澤喜左衛門=作曲 吉村雄輝=振付
 『お夏清十郎五十年忌歌念仏』
   笠物狂の段

 近松門左衛門=作 野澤松之輔=脚色・作曲
 『鑓の権三重帷子』
   浜の宮馬場の段
   浅香市之進留守宅の段
   数寄屋の段
   岩木忠太兵衛屋敷の段
   伏見京橋妻敵討の段