鹿沼市デジタル・コミュニティ推進協議会NEO

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大先輩に聞く「今」と「昔」の南摩

2020-10-29 | 南摩

10月29日(木)。

南摩小学校の3年生が、地元の方から直接「南摩」について学習すると聞き、その様子を見学させていただきました

 

まずは2時間目。

3人の大先輩が、『昔の南摩地区』について教えてくれます

 

 

事前に集めた質問を基に用意してくださった資料を見ながら、色々なことを教えてくださいました

「50年前は、南摩地区にもお店がたくさん並んでいたんだよ。」

「私が小学校に入ったときは、45人のクラスが2つあってね…。」

というお話しに、みんなビックリ

 

講師から「なんで南摩からお店が無くなっちゃったと思う?」という質問をされると、みんな手をあげて答えていました

 

「車で買い物に行けるから

「昔は歩いたり自転車に乗ったりして近くのお店に行ってたけど、車があると遠くのスーパーとかコンビニに行けちゃう

 

満点の回答に今度は大人がビックリ

とってもよくお勉強しています… 流石3年生

 

 

子どもたちからの質問も沢山ありました

 

「南摩にお城ってありましたか?」

「あったよみんな下南摩城って呼んでいたんだ。安土桃山時代に建てられたといわれているよ。」

 

「昔はどんなお菓子を食べてたの?」

「木箱に保冷材代わりのおがくずを入れてアイスを売ってくれた人がいたよ。1本5円で買えたんだ。」

「駄菓子屋さんでイチゴ飴を買うときは、くじ引きみたいにして買ったんだよ。」

 

「東門の欅はいつからあるの?」

「樹齢700年といわれているよ。鎌倉時代に植えられたのかもね。南摩の七不思議の一つにもなっているから調べてみてね。」

 

などなど…。

今と昔を比較したり、普段見ているものの起源を知ることができたりと、沢山の新発見がありました。

 

なんと、授業が終わって休み時間になっても質問している子がいましたよ

すごいです

 

 

そして4時間目。

自治会協議会長とコミセン所長が講師を務め、今度は『今の南摩』についての学習です。

 

「地域の夢事業ってなぁに?」

「南摩地区ではどんなイベントをしているの?」

ということを、簡単に教えてくれました。

 

 

「なんでイベントをやるんですか?」

という事前質問に対して、

「楽しいから、だけではなくて、イベントを通じてみんなが顔見知りになってほしいんだ。」

と回答されていた会長。

 

みんなが顔見知り…、友だちになることで、困ったときは助け合えるようになってほしいと補足もありました

 

 

 

しっかり資料に目を通し、話しを聞きながら、みんな一生懸命にメモをとっていた3年生。

質問も沢山でき、聞かれたことにもちゃんと答えられていて素晴らしかったです

遊びに行く前に、ちゃんと一人ひとりが講師の元へ行って「ありがとうございました」と言っている姿を見て、とても感動しました

 

これからも大先輩の話しを聞いて、活躍する姿を見て、地域活動の中心となるカッコいい大人になってくださいね