ラジオ放送とインターネットの仕組みの違い上、結構遅延があるのが難点だけれど、「キラキラ」と「ウィークエンドシャッフル」のネット放送は、「映画からテレビへ」の次に来る主役交代を告げるマス?メディアチャネルの歴史のマイルストーンになりそうだ。地デジの動きがイノベーションのジレンマの典型的な事例であることが、これではっきりしてしまった。
ネット放送については画像の質や安定性、単価の問題等依然指摘されているが、地理的制約が事実上無い事、インフラのTCOを大きく下げることができ、また色々な意味で負荷分散がしやすいこと、もちろん投資対効果の計測が容易なこと、応用が利きやすく、シナジー効果を出しやすい等利点も多い。CDN業界面白くなりそう。
「ネット放送も含めたコンテンツ配信ビジネス」については、いろいろ調査研究もされているのだろうが、大多数の関係者がたどり着いただろう平凡な結論、つまり、「早く、遠慮なく、色々本気でやってみて、複合チャネル型発信のエキスパタイズをとにかく蓄積するしかない」。肝心なのはまだ体力があるうちに、組織内外の機能的金銭的ムダを省いた身軽な体制で(“金銭的”というのは、必要経費ケチれということではなく、本来の目的から外れたところでくだらないマージン取ろうとする連中を極力排除するということ)、PDCAをしっかりするという、これまた平凡だが徹底しにくい部分にこだわることだ。
町山氏とか、「どうだー!」と思っているだろうな。まあ、キラキラの件についてはスタッフと密約があったとしても驚かないけれど。
一方で、ネット放送やポッドキャスト専業の方々の動きは縮小傾向のようで、これは参入時期が早すぎたことや体力の問題以外に、テレビの連中と同じく視野の問題のような気がします。(iPadの出来はさておき、)アップルの成功例でわかるように、技術の進化やインフラの充実に合わせて計画書全体を更新しないと…まあこれも体力がないと難しいところはありますが。
栗城氏のような動きもあるし今年は楽しみだなー。最終的には、「どのようなフィードバックを得たいか」というゴールをまず設定し、それに合わせて、「コンテンツ」「チャネル」を決める流れのビジネスになるわけだけれど(もちろんこの順序はコンテンツ制作寄りの見方である)、海外の状況はどうなんだろ。またこうなると中国の動向とか楽しみですなー。ますますアメリカに似てくるんだろうね。何も起こらなければ。
それにしても、昨晩はしまおまほ氏ファザコンの特性全開の放送だったと。宇多丸氏相当複雑な心境だろうなー。一週間後、どのように消化してくるか?
ネット放送については画像の質や安定性、単価の問題等依然指摘されているが、地理的制約が事実上無い事、インフラのTCOを大きく下げることができ、また色々な意味で負荷分散がしやすいこと、もちろん投資対効果の計測が容易なこと、応用が利きやすく、シナジー効果を出しやすい等利点も多い。CDN業界面白くなりそう。
「ネット放送も含めたコンテンツ配信ビジネス」については、いろいろ調査研究もされているのだろうが、大多数の関係者がたどり着いただろう平凡な結論、つまり、「早く、遠慮なく、色々本気でやってみて、複合チャネル型発信のエキスパタイズをとにかく蓄積するしかない」。肝心なのはまだ体力があるうちに、組織内外の機能的金銭的ムダを省いた身軽な体制で(“金銭的”というのは、必要経費ケチれということではなく、本来の目的から外れたところでくだらないマージン取ろうとする連中を極力排除するということ)、PDCAをしっかりするという、これまた平凡だが徹底しにくい部分にこだわることだ。
町山氏とか、「どうだー!」と思っているだろうな。まあ、キラキラの件についてはスタッフと密約があったとしても驚かないけれど。
一方で、ネット放送やポッドキャスト専業の方々の動きは縮小傾向のようで、これは参入時期が早すぎたことや体力の問題以外に、テレビの連中と同じく視野の問題のような気がします。(iPadの出来はさておき、)アップルの成功例でわかるように、技術の進化やインフラの充実に合わせて計画書全体を更新しないと…まあこれも体力がないと難しいところはありますが。
栗城氏のような動きもあるし今年は楽しみだなー。最終的には、「どのようなフィードバックを得たいか」というゴールをまず設定し、それに合わせて、「コンテンツ」「チャネル」を決める流れのビジネスになるわけだけれど(もちろんこの順序はコンテンツ制作寄りの見方である)、海外の状況はどうなんだろ。またこうなると中国の動向とか楽しみですなー。ますますアメリカに似てくるんだろうね。何も起こらなければ。
それにしても、昨晩はしまおまほ氏ファザコンの特性全開の放送だったと。宇多丸氏相当複雑な心境だろうなー。一週間後、どのように消化してくるか?