りんころりん  (野村倫子のブログ)

りんこ。の日常と、ちょっとした感動、面白かったこと。虹の橋にいる3猫コペル・コロン・まるこの生きた証を綴ります。

コペロンまる物語12~褒めて伸ばす~

2012年06月20日 | コペロンまる物語
3にゃんの長兄たるコペルは、高いトコロがニガテ・・・。


生まれてから、1カ月近く、母親の元とはいえ、眼やにで眼がふさがり、
を見ない状態で、育ったからなのか・・わからないが・・・。


テーブルの上に乗るのも、椅子を経由して、やっと乗る感じ。


けれども、コペルは、手ごろな高さの、和室の冷凍庫に乗ろうと秘かに、狙っていた。


気が向くと・・チャレンジ・・・・そして・・失敗・・


そんな時は、愛情を込めて・・「見ていなかったフリ」をする。


そして、万が一、成功した折にはっ


惜しみなく称賛する。

そう・・・・「褒めて伸ばす」にゃんこ育てなのです。
コペロンまる物語13に続く
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コペロンまる物語11~女子まるこの登場~

2012年06月12日 | コペロンまる物語

ブリーダーさんのアドヴァイス・・・・

またもや・・ワタシは、ペットショップで見た・・ぐるぐる模様のネコを思い出していた・・。

話は、すぐにまとまり、我が家へきたアメリカンショートヘアのコネコ。

名前は「コペル・・・コペルニクス」「コロン・・・コロンブス」と勝手に出自をこじつけていたので、

「マルコポーロ」にこじつけ「まるこ」にした。女のコだから、やわらかく、ひらがなにして・・。

まるこは、天真爛漫でよく甘えるし、

おてんばで、階段など転がり落ちてくる。

コペルの威嚇をものともせず、「遊んで」といわんばかりに甘え

ビビリなコロンにも、かじりつくように絡んでいった。

そうするうちに、シャイな男子も少しずつ、うちとけ始め・・・・・

3にゃん仲良しとなって、安泰安泰

 まさに「まるこはかすがい」となったのだった。

 

コペロンまる物語12に続く
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コペロンまる物語10~一触即発コペロン~

2012年06月06日 | コペロンまる物語

独りさみしく留守番するコペルの健康を考えて、新たに飼うことになった、ロシアンブルーのコロン



しかし・・、最初から、コペルはモーレツに威嚇していた。



あげく、2匹は別方向へ・・・。


 



コペルが1階なら、コロンは2階・・・・と家庭内別居状態だった。



わたし達は、・・・・・・途方にくれた・・・。ため息ばかりついていた。



しかし、少しずつは、2にゃんの距離は近づいていたのだが・・・。



そんなとき、コロンのブリーダーさんが、悪魔のささやきを・・・・・!!



え”~~! 女子を飼えってか~~??


コペロンまる物語11に続く
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コペロンまる物語9~コロン行方不明~

2012年05月29日 | コペロンまる物語

コペルのお友達として白羽の矢が立ち、仲秋の頃・・・我が家にやってきたロシアンブルーのコロン



コロンが来て、1か月ほど経ったある夜、突如コロンの姿がみえなくなった。



まだ、何しろちっちゃいので、どこか隙間にはさまったりしていないか、必死でさがした。



もしかしたら、玄関を開けたすきに外へ?とも思い、寒い夜空の下、えさ缶と、猫じゃらしを手に、近所を探しまわった。



見つからずに、あきらめて戻ってくると、平然とソファーに座っている・・・こんなことが、2~3回あったが、いったいどこに??いたのか???



そんなある日、いつものように、寝る前にお布団を「布団乾燥機」で温めていると・・・小さなふくらみを発見



あわてて、布団をめくってみると・・



なんと、コロンが中で寝たボケていた・・・。過去の行方不明もココだったのね・・。



日本育ちのロシアンブルーは・・・サムガリだったのね・・・。しかし・・・ど~考えても、熱いだろ~~。


あ~ビックリした。


コペロンまる物語10に続く
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コペロンまる物語8~コロンとの出会い~

2012年05月22日 | コペロンまる物語

寂しさのあまり、代謝が悪くなって入院したコペルのお友達を探そうと、

 必死でネットサーフィンする私の目にとまったのは、ロシアンブルーのコネコだった。

 

 

そういえば、ペットショップで見かけた、変わった被毛・・・瞳の色・・。

 ほんとにネコ・・・・・??・・・・・ネズミ??と思うくらいだった。

 

 

早速、ブリーダーさんと連絡をとり、話がまとまって、我が家入りしたのが、コロンだった。

 ブリーダーさんのところで「ロン君」と呼んでいたそうで、ネコが混乱しないよう

 「コロン」というという名前にした。

 

 

コロンは、・・・ネズミのようでもあったが、私は、映画「ジュラシックパーク」

に出てくる・・ちっちゃいけど、やっかいな恐竜を連想した。

コロンは、トイレのしつけも出来ていて、場所もすぐに覚えた。

しかし、極端なビビリで、ご飯とトイレ以外は、すぐに部屋の隅っこに、隠れてしまった。

私たちは、あせらずに、一部屋ずつ、コロンのテリトリーをふやすように、細心の注意を払った。

少しずつ、慣れたきたけれども…抱っこはきらいで、すぐ逃げる。

けれども、突然、膝の上で、コテっと寝る・・・

まったく・・・よくわからないロシアンなのだった・・・。

 

コペロンまる物語9へ続く
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コペロンまる物語7~入院したコペル~

2012年05月16日 | コペロンまる物語

1歳4カ月くらいで、病気になり、必死に抵抗しながらも入院を余儀なくされたコペル・・。

コペルのことを考えると、悲しくて、何も手に付かなかった。

もんもんとした日々が過ぎたが、コペルは、まだ若かったこともあり、着実に快復していた。

心配して・・・、面会にいっても、意外にツンデレで、安心したような悲しいような・・・。

 

入院中に、獣医さんから言われたアドバイスが心にひっかかった。

自分のエゴで飼ってしまったコペル・・・、けれど留守番ばかりで寂しい思いをしていたのかも。

それから、私はインターネットで、お友達になってくれそうなネコをモーレツにさがした。

そこで、目に留まったのは、ロシアンブルーのコネコだった。

コペロンまる物語8へ続く
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コペロンまる物語6~コペルの病気~

2012年05月13日 | コペロンまる物語

コペルを家ネコにして、1年少しが過ぎた。

ある秋の日、コペルがトイレにはいったまま・・5分くらいじっとしていた。


何度もそんなことが続いた上に、じっと水をみつめたまま飲まないでかたまっていた。


忙しくて、すぐに病院につれていけず、まる1日たってから、病院につれていくと
尿路結石による循環不全で「このままでは、3日で死にます」と、先生に告げられた・・。


死・・・?
いままで、考えたことなかった、突然目の前に・・・。


楽しかったコペルとの思い出が、脳裏をかけめぐり、涙があふれた。

すぐに病院に連れて行かなかった自分を責めた。

だ~りんに何と言ったらいいのだろう・・。


とにかく、入院して、治療をしてもらうことになり、コペルを獣医さんに託そうとすると、

いつもは、ツンデレで、寄ってもこなくなっていたのに・・・

コペルは悲しい眼でワタシを見上げ、必死に私のもとへ来ようとした。

この時のコペルのしぐさは忘れられない。

ひとり帰る車の中で、視界がぼやけて仕方なかった。 コペロンまる物語7へ続く
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コペロンまる物語5~決断~

2012年05月05日 | コペロンまる物語

あわてて駆け込んだ動物病院・・・。

ワタシは、受付での問診票に、迷わず「コペル」と書き込んでいた。

 

 

東京で飼っていたネコの名前がペル(ペルシャのクォーターだったらしい)で、

ネコ=ペル、コネコ=コペルという感じで、すでに「コペル」と呼んでいた。

生年月日は、コペルに初めて遭遇した日から・・ざっくり20日程引いた5月5日にした。

 獣医さんに診察してもらうと、ま、野良猫には定番の病気オンパレードだった。

 


 

治療をしてもらったので、少し元気になり、連れて帰った。

大きな病気でないとわかって安心したものの、あいかわらず、コペルは、

日中はつかず離れず、家の周りにいて、ゴハンと気まぐれで、おずおずと家の中にきた。

そんな時、困った事態ができた・・・。仕事で、3泊の留守・・・。

コペルは完全にご飯はウチに依存しているし、もう母猫はあまり姿を見せない・・。

私たちは、ペットホテルを頼ることにした。

電話をかけて、聞いてみると・・・ペットホテルから言われた条件が二つ。

外に出るネコは×。ワクチンを打ってないネコは×。

こうして、コペルの出入り用に開けていた窓は閉じられ・・・

最初は、戸惑っていたコペルだったが・・・

完璧にイエネコとなったのだった。

 

コペロンまる物語6へ続く
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コペロンまる物語4~コペルの再来~

2012年04月30日 | コペロンまる物語
落胆した日が、3週間ほど続いたある初夏の朝・・、久しぶりにネコ親子がウチのおもての庭に出現


この時、久しぶりに我が家に来てくれたうれしさに、ワタシはこのコを抱きしめ、
不覚にも「もう離さないよ」などと思ってしまった。

それからのコネコは、積極的に家に上がって、ひと遊びすると、母猫のもとへ帰っていった。
母猫も「ここの家は危害をくわえない」と確信したのか・・、怒ってはこなかった。

その後、母猫はいなくても、コネコは、表のちりとりの中・・。


玄関先の石の上・・など、ウチの周りにべったり張り付いていた。

しかし・・・・あいかわらず、ブサイクだった。

そんなある日、エアコンの室外機の上で、ぐったりしているコネコを発見。季節はすでに夏になっていた。

慌てて、段ボールに入れて、生まれてはじめて「動物病院」というところに行った。

コペロンまる物語5へ続く
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コペロンまる物語3~はじめてのペットショップ~

2012年04月26日 | コペロンまる物語

眼ヂカラだけを残して・・・去ってしまった仔猫・・・。
1か月以上、ウチの庭から外にでなかったのに・・・巣だってしまった・・・。


その後、ワタシは近所を歩くたび、猫親子をさがしたり、道で猫に出会うと過剰反応を示した。


うら庭を眺めては、一向に減らない餌皿を確かめた。

飼ってもいないネコのために、私があまりに落胆しているので、

だ~りんがワタシを、ペットショップに連れて行ってくれた。

初めて行ったペットショップ!そこには、未知なる生き物がいた。

説明してくれたオネエさんの言葉も、私にはちんぷんかんぷん??。

売り物のドーブツ・・といえば、幼い頃、小学校の校門前にいたヒヨコ・・・。

ネコも、おんなじ感じで売っていると思っていた・・・・・・・・・。

 

コペロンまる物語4へ続く
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コペロンまる物語2~コペルとの別れ~

2012年04月23日 | コペロンまる物語

眼やにと汚れで、ネトネトだった仔猫・・。その眼には、光は届いていなかった。


わたし達二人は、白けた・・。何かいけないモノを見てしまった気がした


しかし、仔猫は、手さぐりで、おかあさんにひっつき、しっぽにじゃれたり、お乳を飲んだりしていた。


そんな姿をみて、だ~りんは、毎日、何回も、仔猫をつかまえ、
顔を拭いては、親猫のもとに返す作業をくりかえした。
もちろん、飼うつもりは毛頭ないので、丁重にお返ししていた。


母猫は、すごく怒っていたが、何しろ仔猫は目が見えないのですぐ捕まり、作業ははかどった。


そんな日が、二週間以上続き、仔猫の眼は、だんだん透き通ってきて、
ちゃんと見えていることがわかった。
ウチの中で、顔ふきのあと、ビー玉遊びに興じることもあって、少し馴染んできた。



そんな、ある日・・・顔を拭いて、ひとしきり遊んだ仔猫は、窓から出ていく際に、
すっごい目ヂカラを残して、振り向いて・・そして出て行った。


そして、それから、親子ともにぷっつりと姿をけした。私の脳裏には、目ヂカラだけが焼き付いていた。


コペロンまる物語3へ続く
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コペロンまる物語1~コペルとの出会い~

2012年04月21日 | コペロンまる物語

小さいながらも、ウチには、坪庭があり、ちょっとした四季折々の風情をかもしだしている。


そこへ、毎年初夏のころ、よく猫の親子が子育て場として、よく来ていた。
いつも、1~2週間ほどで、どこかへ行ってしまうが、その間は、
なるべく窓をあけず、そっと見守るだけだった。


そんなある年、5月の終わりころ、申し訳なさそうに現れた親猫の足元には、たった1匹のコネコ・・。


しかも、かなりなブサイク・・・。



だ~りんが、帰って来て、ブサイクな上、どんくさい、仔猫をつかまえて、顔をキレイに拭いてあげると・・


仔猫の眼は、白濁していて、何も見えていないようだった。


そう・・これがコペルとの出会いだった。


コペロンまる物語2へ続く
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