この時、久しぶりに我が家に来てくれたうれしさに、ワタシはこのコを抱きしめ、
不覚にも「もう離さないよ」などと思ってしまった。
それからのコネコは、積極的に家に上がって、ひと遊びすると、母猫のもとへ帰っていった。
母猫も「ここの家は危害をくわえない」と確信したのか・・、怒ってはこなかった。
その後、母猫はいなくても、コネコは、表のちりとりの中・・。
玄関先の石の上・・など、ウチの周りにべったり張り付いていた。
しかし・・・・あいかわらず、ブサイクだった。
そんなある日、エアコンの室外機の上で、ぐったりしているコネコを発見。季節はすでに夏になっていた。
慌てて、段ボールに入れて、生まれてはじめて「動物病院」というところに行った。
コペロンまる物語5へ続く