先日、鎌倉の円覚寺に日曜説教坐禅会に参加してきました。
開始15分前に着きましたが既に大勢の人がいて、300~400人くらいがお堂の中で座っているのには驚きました。
受付でお経が書かれた紙をもらって、空いているスペースに座りました。
多分半分以上は常連の方かと思います。
和尚さんが入ると何の説明もなくお経が始まりました。
しかも、全員がお経を唱えだしたのでまたびっくりでした。
自分も紙を見ながら一緒に唱えました。
お経が終わると、和尚さんのお話しがあり、胡坐の組み方を教えていただき、坐禅が始まりました。
シーンとした静けさの中に「パシッ、パシッ」と、叩かれている音が響き渡ります。
せっかくだから叩かれたいと思っていたのですが、どうやったら叩かれるのか分からず、
そのことが気になってしまい、無心になれずにいました。
半眼の状態だったので、廻りをきょろきょろ見ることもできずにいたら、
目の前に和尚さんが来ました。
自分の正面にいた人が叩かれていましたが、自分はどうすればいいか分からないままでした。
前を和尚さんが通り過ぎた後、横目で見ていたら、
叩かれたい人は、合掌し少し体を前傾させていました。
そのまま、和尚さんが一回りしたところで、坐禅は終了しました。
チャンスは1回だけでした。
叩かれることばかり考えて全く無心になれなかったですが、
すごく静かな時間を過ごすことができました。
要領が分かったので、また近いうちにもう1回行きたいです。
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