おはようございます。
コア建築設計工房の井下です。
タイトルの
「雪に耐えて梅花麗し」は、
広島カープに復帰した黒田博樹投手が高校時代から大切にしている言葉だそうです。
寒い冬を耐え忍んだ梅の木ほど、華麗な花をつける、という意味で、西郷隆盛の漢詩の一節です。
高校時代は補欠ピッチャー(とはいえ名門上宮高校)で、ひたすら走り込みの日々でしたが、
腐ることなく、黙々と練習を続け、専修大学の4年生でようやく才能が開花したのです。
カープの苑田スカウトは、大学2年生のころから目を付けて通い続け、その恩義を感じた黒田は、
即決でカープ入団を決意します。
入団後もドラフト1位の澤崎が新人王を獲得する活躍で、黒田はその陰に隠れた存在でした。
しかし、その後もコンスタントに成績を伸ばしていきカープのエースとなりました。
メジャーへ渡っても大きな故障をすることなく、40歳になった今も尚、現役のトップアスリートとして活躍できているのも、
若いころの練習のたまものなのかもしれません。
同い年の野球選手がどんどん引退していく中、勇気づけてくれる存在です。
黒田の心を動かすエピソードは他にもたくさんありますが、それはまたの機会に。
------------------------------
横浜の設計事務所
【コア建築設計工房】 井下
http://www.arc-core.co.jp/