こんにちは。
横浜の設計事務所、株式会社コア建築設計工房の須田です。
時々、ふと思い出す邸宅…小学生の頃に習っていた英語教室の先生のご自宅です。
設計士が外国の方らしく、絵本に出てくるようなお家で、
映画「西の魔女が死んだ」を見た時、雰囲気が似ていて、とても懐かしくなったのを覚えています。
ざっくり思い出すのは…
高台に立地し、広い庭には季節の花々が咲き、いつも緑で溢れていました。
木造でL字の間取りで、平屋の部分と2階建ての部分とがあって。
淡い緑色の板を横張りにした外壁に、各窓には緑色のオーニングがついていて。
玄関戸やサッシは木製のため、開閉時には「キーッ」と音が鳴って(笑)
建物自体はだいぶ古いけれど、定期的に修繕をしていたので、美しく年を重ねていました。
無垢のフローリングや家具類は、少し赤みを帯びダークブラウンで統一されていて、
子供ながらに落ち着く感覚があったのを覚えています。
毎回、夕方のレッスンということもあって、真夏でも扇風機だけで過ごせる位に快適でした。
またインテリアもアンティークなものばかりで、最新家電や蛍光灯は無かった記憶があります。
ワープロが流行っていた時も、タイプライターを愛用していて、あの音が大好きでした。
今なら、先生の一つ一つのモノに対するこだわりや愛情が分かるような気がして、
もう一度、訪問したい邸宅です。
皆様も、こういう思い出ございますか?