おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の長谷川です。
私が書いた前回のブログでは問題を出したのですが、答えは簡単でしたでしょうか?
(問題は2018年6月15日のブログになります。)
答えはカラフルな外壁の街並みやアズレージョというタイル貼りが有名なこちら↓
▲ ポルトガル(ポルト)です。
昔ながらの建物が残っている市街地では、建物と建物がぴったりとくっついて建っており、まるで
一つの長い建物の様にみえます。
とにかく色は多色に使われ豊かなんですが、各々相性のいい色が使われているために、色が喧嘩をする
ことなく素敵な雰囲気をつくり出しています。こういうものを目の当たりにすると、日本人の感覚には
ない、西洋の文化を強く感じます。
街をプラプラと散策しているなかで工事現場が目に入り、その光景に思わずパシャリ!
建物と建物がくっついて建っているので、建て替える時なんでしょうか?
1棟の建物を壊して間に抜けてしまった空間を支えている光景を何度か見かけました。
▲上3つは同じ現場
▲見えている開口は廊下?はたまた部屋の出入口?大胆さに驚きです。
またこんな光景もありました。
分かりますでしょうか?
壁の向こう側はなんと空!
調べてはいないので私の憶測ではありますが、古い街並みという景観を維持するために、道路に面した
外壁を残して建て替える…のではないでしょうか?
初めてみる光景は、驚きと感動があります。
▲同じ現場を真下から撮影
▲ここは外壁というよりは、ほぼほぼ柱状ですね。
その国、その地域にあわせた建物の法律があり、設計があり、工法がありますね。