おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の小川です。
前回のブログで、近江八幡市のかわらミュージアムを紹介しました。
周辺の建物で蔵が多くみられました。そこで気になったのが、屋根の
工法についてになります。工法としては「置き屋根工法」というものになります。
この工法は二重屋根構造で、構造材と屋根葺き下地材、仕上面が置土によって
分離されています。
二重屋根なので材料は多くなりますが日射からの断熱効果に大きな役割を
果たす伝統工法です。置土もありますので防火性も見込めると思います。
強風時などには、妻面からの雨水の浸入など色々問題がありそうですが
現代の外断熱工法に通じるとも考えられます。
▲漆喰の建物の上に木造の現しの小屋組みが載っています。
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