おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の渡邊です。
早くも秋となり、
そろそろ暖かいぜんざいか、肉まんが食べたくなる頃になりました。
その食い意地はさておき、
YSKのWEBセミナーにて
「みなとみらい21 まちづくりと未来への展開」が開催されました。
今のみなとみらいが10年、30年先どうすべきか、
どう変わるのか、とても貴重な講演会でしたのでその感想を一部書きたいと思います。
▲YSKセミナー2022
1.「脱東京」
労働人口の流入人口より流出人口が多く、そのほとんどが東京一極集中のまちづくりに問題があった。そこで、人口を分散するために「みなとみらい21地区」が産まれたと聞き、驚きました。どうしても観光都市としてのイメージが強く、観光収入源を増やすために産まれた都市なのかと勝手に想像していたので。
今でこそ観光スポットですが、ビジネス街としてのみなとみらい21地区の始まりにやはり特別なまちであると感じさせられました。
2.「まちの三大戦略」
①オープンイノベーション
②ミュージックポート
③アート・ミュージアム群
①オープンリノベーション
リスクはある、だがロマンとイノベーションによっておこる化学反応は未知数。
沢山の異業種の企業が一体となって、
積極的に他社とコラボレーションしていくことで、常に新しく、常にクリエイティブなまちづくりをつくり生き抜く。
とても大事なことだと思います。利益やコスト、プロジェクトにさける時間数の問題を乗り越えた先にある無限大の答え。
わくわくはしますが、やはり新規事業を行う上ではコストやある程度の補助制度があってもいいのではと思いました。
②ミュージックポート
これを聞いた時、「ゆず」を思い出しました。
まさか、歩いていてストリートミュージックをまちづくりの一環として取り入れているとは思いませんでした。
歩けばアーティストに会える横浜、中々良いと思います。
そのうち、ストリートミュージックのレコードが出たら面白いなと個人的に思った次第です。
③アート・ミュージアム群
「個」ではなく、「群」として捉える。
美術館、博物館は展示しているものも違えば、思想、年代も違う。
確かに「個」になりやすい建築物ですよね。
アートのまちと聞くと「上野」の美術館、博物館群が思いつくのですが、
みなとみらいで行われるアートイベントは地下鉄の駅ナカや高架下が多く古典的なものから、
メッセージ性の強いものまで広いジャンルの作品を扱えるのがメリットかなと思います。
まち一体の情報発信地ならではのアート、
作品を見ていたら、別の美術館、博物館にたどり着いてついついはしごしてしまう、
そんなこれからのみなとみらい、期待と創造が膨らむまちであることを再認識しました。
いつまでも輝いて生き抜くまちであること
横浜の強い風にも負けないまちづくり
そんなことを頭に浮かべながら、
今回は締めくくらせていただきます。
次回もよろしくお願いします。
渡邊
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