おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。
夏休みを利用して東北に行ったので、見学した建築を紹介する第二弾です。
今回は青森県青森市の三内丸山遺跡を紹介します。
「特別史跡 三内丸山遺跡」は広大な敷地に縄文時代の竪穴式住居ややぐらが復元され、陵墓や出土品が保存されている施設になります。
▲竪穴式住居(小)
▲竪穴式住居(大)
▲竪穴式住居(大、屋内)
竪穴式住居は小さいものが大きいもののまわりに点在しており、この配置も縄文時代の再現だそうです。
1m弱掘った地面を床として柱・梁・壁建屋根がかけられているので、中に入ると少しひんやりしています。(湿気もすごいです)
柱と梁はツタ状の植物で補強されていました。
▲高床式住居
高床式住居はより「家っぽい」形になっていますね。
床が高いので大雨洪水から内部が守られるほか、床下が空洞のため湿気も少なくこちらの居住環境は快適そうです。
▲やぐら(六本柱建物)
全高15m程ある六本柱建物はとても目を引きました。
柱・梁の間隔が統一されており、また木材には防腐処理が施されていたそうです。
縄文時代にこれだけの工事や加工を行うことができたと考えると、とても力強いものを感じました。
夏休みだったので子どもも多くいましたが、大人としても教科書でしか見たことのないものを実際に見学出来てとても感慨深かったです。
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