横浜の建築設計事務所 コア建築設計工房のブログ

建築のこと、 横浜のこと、保育や福祉施設のこと、介護のことを表現します。

建具計画

2015年05月07日 | 設計のポイント

どこにどのような開口部を作るかによって外観内観とも印象が大きく変わってきます。

また窓は様々な機能を併せ持っており、時にはその機能を分解して計画することでその窓に意味を与えることができます。

人が出入りする窓、光を取り込む窓、風を取り込む窓、景色を取り込む窓等の役割がありますが、

例えば眺めのよい景色があった場合は、景色を取り込むためだけの窓、とその機能を限定することで、

景色を切り取ったピクチャーウィンドウとなります。

風を取り込む窓は南北に配置、光を取り込む窓は高い位置に配置することでより効果を高めます。

 

室内の部屋を間仕切る建具も様々な種類がります。

開き戸は閉じていることが前提、引戸は開け放して使用することが前提の建具として使い分けます。

開け放てば隣り合った部屋を一室として仕様できる引戸は、

空間をフレキシブルに利用することができます。

天井までめいっぱいの高さの建具は開け放つとより空間の連続性を作り出します。

 

防犯のためには鍵が必須となりますが、その種類も様々です。

堀商店のトライデントシリンダー錠は、

ピンが3列になったことでよりピッキングしにくい鍵になっています。

http://www.hori-locks.co.jp/products_cylinder.html

室内の簡易的な鍵は、

かんぬき錠のようなアナログなものが故障しにくいです。

http://douki.jp/7designers/05.html

保育園では押入れの引違戸のロックを求められますが、

アウトセット引戸錠というものはワンタッチでロックが可能です。

http://direct.atomlt.com/hikidojyou/outset/

防犯用サブロックを追加したいときは、

後付のものもあります。

http://www.alsok.co.jp/person/goods/lock.html

 

 

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横浜の設計事務所 
【コア建築設計工房】 井下
http://www.arc-core.co.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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