おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所、株式会社コア建築設計工房の伊部です。
建物の設計をしていて、バリアフリー化は今や避けては通れない基準のひとつです。
不特定多数の人が利用する施設においては、施設の用途、規模によってバリアフリー法、バリアフリー条例で適合させるべき内容が決まっています。
例えば、出入口の幅や階段の寸法、スロープの幅や勾配、エレベーターの仕様などについても基準があります。
全ての人にバリアが無いようにするわけですから、車椅子利用者、視覚障害者、聴覚障害者、高齢者、妊娠中のご婦人などあらゆる人に対応しなければなりません。
そういった方たちのバリア(障害)を取り払い、デザインした設計は、障害のない人にも使いやすいものであるという考えがユニバーサルデザインです。
当然、設計するにあたっては平面スペースも広く必要ですし、工事費用もかかります。
しかし、その建物の社会的役割などを考えると必要な負担なのだと思います。
ユニバーサルデザインは、建物だけでなくまちづくりにも取り入れられています。
まちも建物も人の心もバリアフリーの社会にしたいですね。
バリアフリー基準で整備した例を少しご紹介します。
△手前は車いす対応駐車場。一般駐車場の奥はスロープです。
△多目的トイレ。オストメイトもあります。
△少ない力で使用できるレバーハンドル
△車いす対応のエレベーター
△広い階段。両側に2段の手摺。視覚障碍者のための誘導ブロック。
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