おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の森です。
今監理をしている某こども園の鉄骨製品検査についてご紹介します。
今回の物件は重量鉄骨造で設計をしているため、鉄骨工事があります。
鉄骨工事がある場合に必ず行う検査のひとつとして鉄骨製品検査があります。
鉄骨製品検査とは鉄骨加工している工場に監理者・施工者が伺い設計図書の要求品質を満たしているか確認する目的で行います。
検査内容としては大きく分けて寸法検査、溶接外観検査、超音波探傷試験の3つを行います。
柱・梁の長さ・厚み、ボルト孔の位置と径、ガセットプレートやスチフナー類の取付位置、H型鋼のフランジ耳切の位置・サイズ、胴縁取付けピースの取付位置などをチェックします。
▲工場内の様子
▲ジョイント部の確認
▲梁長さの確認
▲溶接部の超音波探傷試験
この検査完了後には、錆止め塗装が塗られてしまい傷などが分からなくなってしまいます。
また現場に鉄骨が運ばれてきてからでは部材の変更は容易ではないため、工場内での製品検査が大事になってきます。
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