おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の小川です。
最近では木造建築物の大規模化が進んでいます。
「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」という
法律も平成22年に制定されています。
木材のイメージとしては一般的に燃えやすいというイメージが
がありますが、鋼材とは違い火災の時の加熱による強度の低下は緩やかで
木材は燃えると表面が炭化して断熱材の働きをし火災の進行を遅らせます。
火災時にその炭化する部分を除いて許容応力度計算を行ない、表面部分が
燃えても構造上支障がないことを確かめる方法「燃え代設計」により、
通常より柱や梁を太くすることにより木材により耐火、準耐火建築物を建築
することが可能になっています。
現在も、色々な公共建築物で木造の大規模な建築物が建築されています、
今後も色々な施設で木造建築物が増えていくと思われます。
▲みなみひの保育園 子育て支援ホールの化粧梁
▲新大船幼稚園ナーサリールームCiao 遊戯室の化粧梁
▲燃え代設計の概念
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