たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

憲法記念日に思ったこと

2016年05月05日 | その他

憲法記念日には改憲派、護憲派が各地で集会を開いた。
民進党の岡田克也代表は・安倍首相が目指す憲法9条の改正を絶対阻止しよう。
公明党の山口那津男代表は・やたらに変えることはない。本当は法律や予算を作っていくことが大事。と改正に慎重。
安倍首相は・新しい時代にふさわしい憲法を自らの手で作り上げる、その精神を広めていくための取り組みに力をつくしたい。
新聞・テレビの世論調査でも改正不要が、必要を上回っている。

集団的自衛権の行使容認を歴代内閣が憲法上できないとしてきたが、2014年7月安倍内閣はできると閣議決定した。その前年内閣法制局長官に集団的自衛権の行使容認に前向きな外交官を起用した。同年6月には衆院憲法調査会で、参考人の憲法学者3人がそろって違憲との意見陳述をした。

憲法解釈の「最高責任者は私」と「立憲主義にのっとって政治を行うのは当然」と国会答弁。
日銀総裁、NHK人事、などに自分色の官邸人事を断行し、みずからの力をためらいなく行使した。
新聞投書を見ても
貧困問題では・経済開発機構(OECD)によると、日本の子どもの貧困率はOECD平均を上回り、大人が1人の家庭の貧困率はOECDの中で最も高い水準。さらに生活保護費を引き下げた。
国際NOG「国境なき記者団」のランキングで、日本の「報道の自由」が世界180ヵ国中72位。香港の69位より報道の自由が低いと判定された。
改憲が必要でも安倍首相の手による改憲はご勘弁を。容認できないとの意見も。
普天間基地移設は地裁の和解勧告に応じ一時休止。先日工事を中止し工事中の機器を撤去し始めたと報道。移設反対の知事が当選し挨拶に官邸に伺ったが、安倍首相も菅官房長官も多忙を理由に会いもしなかった。安倍首相は沖縄へ行ったか。普天間は固定化と陰では突き放し冷笑していないか。
アベノミクスは格差拡大をもたらし、非正規雇用労働者が4割に達する。年金生活者を追い詰め三流老人を増やしただけ。
それでもあなたは傲慢な安倍首相とその一派、または自民党を支持されるか。7月の参院選で日本人の良識を示そう。